[酒場めぐり]鳥文〜晩杯屋

先月くらいか、友だちがTwitterで「大井町、良さげなお店がたくさんあるっぽい」的な発言をしてまして。
それに対して「そうらしいな、行きてえな」と返したところ、「私も行く」「私もだ」「いや私もだ」とあれよあれよと食いつく仲間が続出。
すぐにLINEのグループができて、日程を調整して大井町ツアーを組む算段に。展開すげえ早かったな。


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んで本日、小雨のそぼ降るなか大井町へ行ってきましたよ。

1人体調不良により参加できなくなってしまったのだけど、結局5人で集まった今回のツアー。
大井町はちょっとした路地にイイ感じの飲み屋が立ち並んでいるのだけど、あまり大人数でワイワイ呑むというよりも、2人か3人くらいでシュッと呑んでサッと去るというお店が多い印象。
なんとなく19時くらいに集合ね、ということで、先に着いてた丸山隊員が酒呑みの嗅覚を働かせ、焼き鳥屋「鳥文」さんに入って席をキープ。

お通しで大根おろしにうずらの生卵を落としたやつが出てくるお店。
まぁ、間違いないね。
まずは焼き鳥の盛り合わせにピーマン肉詰め、冷やしトマトなどを頼んで瓶ビール。

昨日の酒が抜けてない気がして、今日はちょっとしんどいな......と思ったのですが、酒場探索する前に「ヘパリーゼがあるじゃないか」と呪文を唱えながら一本キメたらもうすっかり絶好調。
ビールがスイッスイ進んじゃったよ。

しかしさすがの丸山隊員、イイ嗅覚もってる。仕事ぶりがとても丁寧で、たいへん美味しい焼き鳥屋さんでした。
やっぱり人気のお店なようで、入れ替わり立ち替わりお客さんが絶えず。
あまり長っ尻するのは野暮なので、ひとしきり食べたあとに〆の鳥スープをいただいたところでお会計。
たいへん美味しゅうございました。
沁みた〜。シビれた泣けた惚れたコレだ〜。


せっかく来たのでここはもう1軒ということで、今度は自分が嗅覚を働かせることに。
いくつかのぞいてみたけれど、良さげなお店はいっぱいだったり、入れそうなお店は今ひとつピンとこなかったりでなかなかお店をしぼれず。
「ここ行ってみたい」と言ってたお店は19時のときには満席であきらめたのだけど、「あれ、ここ2階に座敷あるぞ」と気がついて、のぞいてみたらちょうどテーブル席が空いていた。
そして決まった、本日の2軒目は「晩杯屋」。

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1,000円あればベロベロに酔えるという、いわゆる「センベロ」居酒屋として有名なお店のようで、大変なにぎわい。
まずメニューを見て唸った。
たいがいのおつまみメニューが100〜150円という。
なんだこのコストパフォーマンス!!

1軒目でけっこうたらふく食べてきたので、枝豆、ポテサラ、黒こしょうメンマ、新しょうが浅漬けなどをつまみにトマトハイでまた乾杯。

「この店にひとりで1軒目として来たとき、おつまみ3皿選ぶとしたらどうするか」という陣立てジャンケンをして楽しむ。

アジフライもいいな、ちくわチーズ磯辺揚げもあったか、といろいろ考えだすとずいぶん迷ってしまった。
結局自分は
・マカロニサラダ
・煮込み(玉子入り)
・炙りしめさば
の3皿に。
5人とも個性が出ますワな。
体調不良で欠席した隊員にもLINEでメニュー写真を送って陣立てジャンケンに参加。
名物ということで煮込みはみんな外せない感じね。


この晩杯屋、恐るべしだったのは最後のお会計のときだ。
なんの遠慮もなくグイグイ男梅サワーなど呑んだのですけれど、5人合わせて3,860円という。
......え?
伝票あってます?
ひとり800円もいってないの?
こんなお店近所にあったら相当通っちまうよ。


いやあ、楽しかったな。また来よう大井町。

 

YAMAZAKI Kazuyuki (2014年9月 8日 22:50)