演劇弁当、はじめました。


毎週火曜の東京DOMEに入っている前田花男くんが、水曜日からザ・スズナリで本番のTHE SHAMPOO HATに、演出部として参加しておりまして。
その花男くんから、ARENAのほうに「カレーのテイクアウト、27人分なんですけどお願いできますか?」との注文が。


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27人前のカレーか......。
なんせ大好きな劇団の楽しみにしていた公演だし、いわき総合高校演劇部の炊き出しで食べ盛りの高校生50人分のごはん作ったときに比べたら、朝めしまえの昼弁当。
やりましょう。


テイクアウト用の容器に入れて劇場まで届けることもできるのだけど、劇場すぐ下に系列のバーが3つもあって昼間は空いてるので、ここを利用しない手はないな、と。
花男くんも「ここで毎週バーテンやってるんですよ」と宣伝にもなるし、ね。


昨日からずっと、ARENA名物のお肉がゴロゴロ入ったカレーを寸胴鍋で仕込んで、20合分のお米を炊いて、昼ころに東京DOMEにエイヤサと運んでスタンバイ。
カウンターにカセットコンロ置いてあたためます。


できるだけ温かいお弁当を提供したいので、制作スタッフさんから「そろそろお願いします」という連絡をもらったところでごはんを盛って、カレーを盛って、大根ときゅうりの浅漬けを添えてできあがり。制作スタッフさんに届けてもらいます。
足りない人は下まで降りて来てもらって、食べたい分だけセルフサービスでおかわりするスタイル。
嬉々として「おかわりください!」と食べにくるキャストやスタッフのみなさんの顔を見て、ちょっとお話できるのもたいへん喜ばしい。

おかげさまで20合炊いたごはんはペロリと完食。
少し残ったカレーは「これ、いただいてもいいですか?」とのことだったので、ジップロックに詰めてお渡し。


制作さんたち曰く、けっこう下北沢でお弁当探すの困るんですよね、ということ。
今回はじめての試みだったけれど、大変好評だったのでとても嬉しい。


これまで舞台や映像の現場をいろいろ経験してきて、お弁当がちょっとおいしい、あたたかいだけでモチベーションが全っ然ちがうのをつくづく思うもの。

そのへんの勘所がわかってるスタッフが揃っている、この呑もうぜグループ。
仕込みのお弁当から終演後のお酒まで、リクエストに合わせていろいろ提案できるかと思いますので、どうぞお気軽に相談くださいな。
カレーに限らず、しょうが焼き丼やパンメニューなどもございます。

お問い合わせはこちらまで。


いい作品になりますようにと、心をこめて作りますよ。

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2014年9月 9日 17:04)