祝祭ごはん

ごはん部『ごはんと宇宙』＠下北沢駅前劇場、いよいよ開幕しました。

といっても明日にはもう千穐楽。あっちう間だよ。

初日はもう朝からテンションが上がって、アドレナリン出まくりのなか劇場に向かったのだけど、駅前の駐輪場で自転車を停めようと思って、かばんを見たら財布がない。

しかし家に取りに戻っている時間はない。

もう交番で事情話して、下北までの電車賃だけでも貸してもらうしかない、と思って意を決して交番に入ろうとしたら、たまたま西荻窪のスパイス王子・郡司さんとバッタリ会って、血走った眼で「1,000円貸して！！」と懇願。ずいぶんビックリされてしまった。

でもおかげで集合時間には間に合いました。どうなることかと思った。神に見えたよ。マジで。

ふー、肝冷えた。

ちょうどこの土日の2日間は下北沢夏祭りというのが開催されていて、マチネとソワレの間には劇場のすぐ前でサンバカーニバルで大にぎわい。

食事に行ったキャストも、ラムネやかき氷買って劇場に戻ってきたり。

MU『少年は銃を抱く』でご一緒した、古市海見子ちゃんが観に来てくれて、差し入れでところてんをくれた。粋な差し入れですナ。

早速ロビーで食べてたら、音響スタッフの佐久間さんが「高校生のころ、ところてん工場でアルバイトをしていた」といって、作業工程を身振り手振りで教えてくれた。意外なところで広がったところてんトーク。

初日の打ち上げは、ARENA下北沢でお客さんも交えてワイワイと。

なんせキャストだけで23人という大所帯なので、ずいぶんたくさんの人が集まり。店もてんてこまいだったので、カウンターのなかでお酒作る側に回ることに。

ちょいちょい様子を見ながら宴席にまじって乾杯。ひさしぶりにお会いする先輩や、おなじみのお友だちなど、いろんな人たちと会えてとっても嬉しい。

みんなもお店を気に入ってくれて、お客さんたくさん来たのでオーナーもホクホク。ウィンウィンってやつですね。

楽しいお酒だったけど、翌日もあるので終電前で帰る。そういえば財布忘れたんだった、と帰りの電車で思いだした。

今回の芝居のなかで、味覚オンチのかわいい嫁（見上寿梨ちゃん）が、親戚が集まってワイワイする旦那の実家に帰りたくない、ともめて「サザエさんみたいなんだもん」とつぶやく場面があるのですが。

♪財布を忘れて愉快なサザエさん、てわけか......とふと思ったりしたものです。

本番中はテンションが上がって、頭のなかがガチャガチャしてるので、財布なくしたり家の鍵忘れたり携帯なくしたりすることが多々あるので、気をつけましょうねー、山崎さん。