「酒の一滴は血の一滴」という言葉に従うなら、2014年も大流血だ。


シレッとひさしぶりの日記の更新。

昨日BUDOKANに呑みに来てくれた友だちから「やまにょパイセンにインスパイアされて、最近こっそりブログを書きはじめた」という話を聞きまして。うれしいやら照れくさいやら。
そもそも日記を書きはじめたころのことや、ブログというかたちで発信することの意義などをいろいろ話していたけど、そういえば最近日記書いてねえな、と思ってまた筆をとった次第です。
筆じゃないけど。
やっぱり書いて吐き出したほうが精神衛生上よいみたい。自分のばあい。


IMG_5599.jpg
さて。

2014年もいよいよ暮れますな。
今年は実家の新潟には帰らず、夕方からARENA下北沢で年越しそばを作ってみんなで食べながら紅白歌合戦観て、そのあと23時からは去年に引き続きBUDOKANに入ります。
ワッショイしながら迎えます、新年。


ざっくり今年1年をふりかえって。

iPhotoのカメラロールを見返していたら、とにかくメシの写真ばっかりで笑った。

今年はいろいろ食ったし、いろいろ作った。
ARENAのランチタイムで働くようになったというのが大きいですが、日常のなかで料理を作ることの比重が大きくなった年だったかなぁと。
お芝居をすることと料理を作ることと、どっちに軸足置いたらいいのか、方向性を考えてブレたりしたこともありましたが、今はもう「そのときそのときで重心のかけ方を切り替えていけばいいじゃん」と思っております。

「フードコーディネーター」として舞台や映像に参加したり、ケータリングを頼まれて作ったりというのを今年いくつかやってみて、こういう関わり方は非常に向いてるなと。
お酒を作るにしてもそうですが、相手のことを想像して的確なサービスをする、という行為が自分は好きなんだな、ということをしみじみ思い。

その一方で、空飛ぶ猫☆魂の舞台に参加して、呼吸のわかってるイイ大人たちととことんお芝居をしゃぶりつくして、やっぱり舞台は楽しいな、とあらためて思ったのも今年の大きな収穫。料理に片寄りかけてた重心を取り戻すいい機会となりました。



あと、なんというか、転機の年だったかなと。

いちばん大きかったのは、10年所属した事務所を離れることになり、自分の立ち位置を見直すきっかけになったこと。
そして新たにいっしょに戦ってくれる事務所が見つかり、「山崎カズユキ」として心機一転。
まだ馴染んでなくて、オーディションで名前を書くとき、ついつい元々の漢字で書いちゃうんですけどね。


2013年はいろいろ種を蒔いた年でした。
でもそれがどんな形に育つのかなかなかイメージが湧かなかったのですが、2014年はその蒔いた種がちょっとずつ芽を出してきたのが見えてきた。
来年は出てきた芽をどんどん育てつつ、新たに畑を広げて耕していく所存です。



めしだらけのカメラロールのなかで、いつだかBUDOKANの夜勤明けに撮った明け方の空がたいへん美しかったので、晴れやかな光に満ちた年明けになることを祈りつつ貼ってみました。


ひとあしお先に、ドタバタする前に暮れのごあいさつでした。
みなさま、どうもありがとう。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


 
YAMAZAKI Kazuyuki (2014年12月31日 12:58)