鱈の(ら)。


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演劇やったりライブに行ったり猫を愛でたり。
とにかく毎日をアグレッシブに突っ走ってる菊川朝子嬢の主宰するユニット、Hula-Hooperの公演
@渋谷gee-ge.を観に行ってまいりましたよ。
 
真剣にミュージカルをやります。
今回は久しぶりに女優のみで(リチャード・ギア的な人はいるけど)
時にはシカゴのように、時にはエニシングゴーズのように、
時にはコーラスラインのように、時にはもうなんか色々の、
ミュージカルのミュージカルである べき姿を模倣してみます。
あのあれです。
台詞言ってたのに唄になるやつ、あれとかちゃんとやります。

ライブハウスで、お酒やつまみを楽しみながら観られる公演。
会場に行くと出演者のみなさんがオーディション会場に来たダンサーたちのような出で立ちで、「先輩、なに呑みますか!」とググイグイと近寄ってくる。
ドリンクチケットを渡して注文すると「山のぼり先輩!ハイボールお待たせしました!」と言われたよ。
なんだい、山のぼり先輩て。


楽しい仲間たちと呑みながら談笑したり、不慣れな音響スタッフを頼まれパッツンパッツンになってるツジ太くんをいじったりしているうちに、おもむろにショータイムははじまりました。
ステージも客席も関係なく、とにかく会場を所狭しと動き回って、唄い踊る。
縦横無尽にもほどがあるだよ。
ほぼ花道と言ってもいいような通路側の席に座ったので、まぁみんなにキメ台詞のときにガン見される。
距離、近い近い。

日替わりゲストのラ・サプリメント・ビバ氏もいい具合にハマっていた。あいかわらず面白いなぁ。
生演奏と歌声を披露してくれた、音楽部長の安田奈加嬢もまたかっこいい。
何より、出てる人も観てる人もみんなニッコニコしてるのが素敵ですわな。
2時間弱、みっちり詰まりに詰まった体感型アトラクション系エンターテイメントでした。


それにしても菊川嬢は自分よりもまあまあ年下らしいんだけど、未だに年齢詐称疑惑が拭いきれない。
とにかく昭和歌謡にまつわる造詣の深さがハンパないのね。
このミュージカルにもそれが思い切り投影されていて、なつかしのアノ曲から、自分が生まれるよりも前に流行った唄などで踊り狂っていた。


ふー。
もりだくさんでおなかいっぱいだよ!

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2014年5月15日 23:27)