弁当記 #027


R0011977.jpg2012.03.22

□隠しのり&にゃんこめし
□チキンカツ(とらや@西荻窪)
□パクチー&キャベツ
□アボカド
□たくあん
□ゆで卵

チキンカツに隠れてパクチーもりもり。
たくあんは厚切りでバリボリ。

 

吉祥寺ばんざい


エレ片コントライブ「コントの人6」観てきた@吉祥寺前進座劇場。

エレキコミックのお2人と、ラーメンズ片桐さんのコントユニット。3人でやっているラジオ「JUNK ZERO エレ片のコント太郎」の楽しげな空気感そのままに。

やー、おもしろかったー!
 
馬鹿馬鹿しかったなァ。男子校の部室みたいな楽しさ。構成作家で川尻くんが入っているのだけど、こういう男子ノリ、本当にイイね。
前の席で観ていた、小学校低学年くらいの男の子が、キャッキャ笑って大喜びしているのがほほえましい。

しかしこの前進座劇場、2013年1月をもって閉館になってしまうとのこと。この劇場の雰囲気、好きなので残念なかぎり。


R0011971.jpgR0011975.jpg終演後、ご近所ともだちとアムリタ食堂で待ち合わせ。
「やあ!ボッチンの版画がアムリタ食堂にやってきた展」へ。

タイ料理食べながら、ボッチンの版画を楽しむ。いいね。いい絵。うまいめし。

エレ片で音響をやっていた中村嘉宏くんも合流。
ほどなくしてラストオーダーになってしまい、まだ全然話し足りない呑み足りないので、ハモニカ横丁の居酒屋へ。

観る芝居観る芝居、どこに行ってもヨッシーが音響やってる、みたいな時期があったけれど、去年くらいから仕事をおさえめにして、世界やら日本やら、いろんな土地をフラフラ旅してまわっていた。
そして宮古島に居をかまえ、今回みたいに仕事のあるときに、ときどき出稼ぎにやってくる、というなんともうらやましい暮らしぶりをしている。

もともと野生味あふれる雰囲気だったけど、ひさびさに会ったら島の匂いをまとっていた。より動物っぽくなったというか。

いいなぁ。宮古島。

今度あそびに行くぞよ。

  

旅居→酒房


tabii02.jpg旅居 vol.02を観てきました@ザムザ阿佐ヶ谷。

演出の鳴海さんがFacebookにあげていた

派手でもなく、ゴテゴテのテクニックの披露も、安くて大きな感動もありません。最近よくみる、ゆるゆる、ちょいダメいやむしろダメ前提な感じもありません。
rawでslowなダンスパフォーマンス。ぜひぜひ〜。

ということばのとおり。まさしく。丁寧に作りこまれた、ジンワリくるrawでslowなダンス。

土壁と古材を使った、ザムザ阿佐ヶ谷の劇場の機構を、そのまま空気に取り入れている。長野の山奥のお堂にでも来たかのような。東京じゃないっぽい。そして花子嬢の浮世離れした感じよ。
全体的に現実離れした、なんだか狸に化かされたみたいな時間をすごす。



R0011958.jpgR0011964.jpg夜は酒房山にょ。第7回目。

最近ちょいちょい会う人から、ひさしぶりに会う人、はじめましての人。全部で8人の宴。ギュウギュウになりつつ酒呑む。

ほんじつのお品書き。
□ イタリアンきんぴら
□ オリーブ&生ハム(おみやげ)
□ ちくわとピーナッツのソース炒め
□ ほたるいか酢みそ和え(おみやげ)
□ 砂肝ナンプラー炒め
□ キムチチゲ
□ にら玉

あいかわらず、全体的に統一感のないラインナップ。

イタリアンきんぴら、リクエストにお応えして。ゴボウのペペロンチーノ。

砂肝ナンプラー炒め、パクチー盛り盛りのつもりだったけど、苦手なひとがいたので別添えで。

キムチチゲ、かぶをけっこうたくさん入れたのに、煮込んでるうちに溶けてしもうた。甘みと旨みで濃厚。〆はお雑炊で。

たらふく食べたつもりが、ちょっと物足りなかったのでサッとにら玉つくる。余ったら明日の弁当にしよう、と思ったのに、ペロリなくなった。

R0011970.jpgすげえ笑ったな。みんなよくしゃべった。
みんなのお母さん的存在、ということになりました。居酒屋かあさん、か。

宴のあとを眺めて、余韻にひたってしばらくボンヤリする。

酔い覚ましのあと片づけは、けっこう嫌いじゃないのです。


お葬式


2012年はひでえ深酒はすまい、と誓ったのだけれど。
昨晩はひさびさにやらかしてしもうた。朝から頭がガンッガン。作っていった弁当も食えず。

夜はおとなしく、昼の弁当食って休肝日。
CSの日本映画専門チャンネルで、伊丹十三特集をやっていたので観る。

本日は「お葬式」。

冒頭の、アボカドを半分に割り、種のくぼみに醤油を垂らし、スプーンですくって食べる場面にグンと持っていかれる。




父が伊丹十三監督が好きで、「お葬式」「タンポポ」「マルサの女」など、土曜日の夜にテレビで放送しているのをよく一緒に観ていた。

林のなか、喪服のスカートをまくりあげ出てくる白い尻や、風に吹かれて舞うお札に群がる人びとなど、断片的に記憶に焼きついているシーンはあるけれど、とても新鮮な気持ちで観た。

そりゃそうだ。

まだチン毛もはえぬ小学生のころと、モジャモジャになったこの年齢にして感じる伊丹十三とではまったく違う。全然意味がわかってなかったシーンとか、たくさんあった。山崎努さんの格好良さとか。

つくづく、自分の人格形成に影響を与えた監督だな、と思う。

 

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