もうひとりの姉ちゃん


BARHOPPER×MU、稽古。

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本日はもうひとりのパートナー、MUメンバーの渡辺まのさんと。

舞台では拝見していたけれど、ちゃんとお話をするのははじめて。
でもよくよく聞いてみたら、以前出演した劇団宝船『撫で撫で』のオーディションのときに、一緒にエチュードをやったことがあったのでした。
そうだそうだ、そういえばそうだ。
なつかしいねえ、と軽くもりあがる。


順は三十路を過ぎても実家に住み曲を作り続けては飄々と生活している。ある雨の晩、双子の姉・尚美から実家に電話がかかってくる。勘当された尚美からの連絡は一年振りだったが、順は電話をとる前から姉であることに勘づいていたし、また尚美も順が出るであろうと思ったからこそ電話が出来た。順が話す、骨折した父親。尚美が話す、三本足になった犬。双子の間に起きるシンクロについて、ふたりは想像を張り巡らせる。電話通話のみの全く新しい朗読劇。


『想像』はこんなおはなし。
電話越しに互いを思ってことばをつむいでいく、繊細な会話劇にヒリヒリするのです。
まのさんの「尚美」はこう来るか、というやりとりに、またワクワクする。

そして同じくMUメンバーの古屋敷くん×まのさん『想像』、古屋敷くん×宮田智佳さんの『MOJITO』の稽古も見学。
同じ台本なのにいろんなアプローチがあって楽しいね。

何度かくり返して、いろんなバージョンを観ても楽しめるかと。
タイムテーブルや組み合わせは、こちらをご覧くださいな。



稽古が終わったあとに、稽古場の近くの鶏料理のお店でチョイ吞み。
まのさんのブログに、この夜の模様が写真とともにアップされていたのですけど、なんでこんなに顔真っ赤かな、山にょ。
そんな呑んでねえぞ。


 
YAMAZAKI Kazuyuki (2013年8月19日 23:32)