アゲアゲとん汁

MU『少年は銃を抱く』、いよいよ劇場入りしました。

いつも通ってるのとはちょっと違った心持ちで、朝9時に下北沢に来る。
前に駅前劇場でやったのっていつだっけなぁ、と考えてみたら、2006年にOi-SCALEに出たとき以来なので、実に9年ぶりになるのか。
でもみんな聞いてみると、案外「駅前劇場はじめて」「下北沢でお芝居やること自体はじめて」等々、けっこう意外と少なかった。

舞台の仕込みは、男性キャストは全員集合でお手伝い。舞台監督経験のある森久さんや佐野くんをはじめ、みんな相当"動ける"人たちばかりだったので相当ラク。

小道具の補強や、足りないものの買い出しなど、わりとチマチマした作業をしたり、女豹のポーズで床面の貼り作業をしてるおじさんたちの腰まわりを盗撮したりしてました。

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アユムくんから「舞台の飾り用に中古のレコードを買ってきてほしい」と頼まれ、岡山くんとディスクユニオンに行って物色。実際聴くわけじゃないので何でもいいです、と言われたけど、なんかいろいろジャケの絵力が強いものを選びたくなるよね。
戦利品ひっさげ戻ってきて、アユムくんが撮ったこの写真の「太陽にほえろ」は岡ちゃんセレクト。

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そして午後になったら、仕込みを免除された女子部の有志が炊き出しをしてくれるというので、「んじゃ調理器具揃えますよ」とそっちの補助に回る。
ARENAで寸胴鍋とカセットコンロを借りてきて、楽屋でとん汁を作る。こういうときホント下北沢で働いててよかったな、と思う。
あとは大量のおにぎりとお漬け物、みかんを用意してきてくれたというので、塩こぶキャベツ作りました。

映像でも舞台でも、どの現場に行っても思うのは、つくづく温かい汁物のある食事は本当にありがたいよ、ということ。
何ならインスタントのみそ汁でもかまわないんだけど、それが女子たちの心のこもったとん汁となると、もうモチベーションのあがりかたがケタはずれですよ。テンション爆アゲですよ。
塩こぶキャベツもとっても好評でうれしい。

ほんと、おいしゅうございました。
まったく、いい座組だぜ。


明日は場当たりからのゲネプロと、なかなかタイトな日になるけど、実際組み上がった舞台を見ると早く立ちたくてウズウズします。
どうぞ、おたのしみに。


おかげさまでチケットの売れ行きがなかなかよいらしく、間もなく完売になってしまう日も出てきてるようです。
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YAMAZAKI Kazuyuki (2015年3月25日 22:06)