[酒場めぐり]Bar みたび

夜中から降り出した雨がだんだん強まってきて、結局おさまることなく降り続けた火曜日。
まあ、洗濯物干しっぱなしにして家を出てしまったわけだけど、もはやなす術なし。Oh......。


IMG_4153.jpg
[今夜のおつまみ]
ゴーヤとツナの梅肉和え。
ゴーヤは5mm幅くらいに切ってさっと湯がいて、氷水にさらしたら水気を切ってボウルに入れて、ツナ缶(オイルごと)とたたいた梅干し、千切りにした大葉・みょうが、白ごまといっしょに和えて、ごま油・醤油少々で味を整えたらできあがり。
ゴーヤの苦みと歯ごたえを楽しめるように、あまり火を通しすぎないのがキモですかね。
こいつをちびちびつまみながら、辛口の日本酒をロックでいただくのが大正解。とまらんよ。たまらんよ。

残った分は炊きたてごはんかそうめんにのっけて明日の昼ごはんにしよう、と思っていたけど、残りませんでした。


BUDOKANのあるスズナリ横丁界隈にはバーがいくつか集まっておりまして。
それぞれに独自のカラーがあるので、お客さんもいろいろはしご酒をするのがまた楽しかったり。
お店の人同士も互いに牽制しあうこともなく、行ったり来たり交流する横のつながりもあるのです。
そのなかに、BUDOKANから徒歩数秒くらいのところにある「Bar みたび」というお店がありまして。
この界隈のなかでも、おつまみが美味しいともっぱら評判の渋いお店。


IMG_4156.jpg
今日は夜中にマスターのみたびさんが「ちょっとサボりに来た」といって遊びに来てくださり、ワイ談や映画の話で楽しくもりあがる。
お返しにというわけではないけど、4時すぎにBUDOKANを閉めたあとに始発までの時間に一杯おじゃましてきました。

今日のみたびさんのおつまみは、オニオングラタンスープ。
明け方の疲れた胃袋に沁みる沁みる。
前にいただいた納豆汁もホント美味しかったのですが、酒呑みの勘所がわかってらっしゃる。

常連さんから「BUDOKANに入った山にょって俳優が料理好きで、ちょいちょいつまみを作ってる」というウワサが伝わっていたようで、はじめてお邪魔したときに意気投合していろいろ料理の話に花が咲いたものです。

今日は「これちょっとおすそわけ」と言って、故郷の喜界島でおばあさんが丁寧に炒ったというごまを少し頂戴しました。
粒が細かくて香りが高い、すげえ美味しいごまにテンションあがる。
ホントに白ごまはよく使うから。
お返しでソフィーのラスクを渡したら「ラスク大好きなんだよね」と喜んでくださった。

映画やお芝居や音楽に造詣が深いマスターなので、いろいろ話も尽きない。
やあ、あそことってもイイお店。
食べ物がホントに美味しそうなんだよ。今度おなかすかせてガッツリ食べに行こう。

マスターに「いい年齢の男で料理好きってのはまァ変態だよね」と言われたよ。
否めねえ......否めねえよ!

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2014年5月20日 23:03)