弁当記 #066


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2012.07.07

□隠しのり弁
□豚バラきゅうりザーサイ炒め
□ししとう炒め
□紅しょうが
□ゆで卵

オケタニ氏のところで食べて「コレごはんと一緒に食べても美味そうだなー」と思ったやつ。思い出しながら作ってみた。
まァ間違いないね。
でもやっぱり酒も呑みたくなるね。

 

ドライヴ


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夜、ライアン・ゴズリング好きの友だちに誘われ『ドライヴ』@早稲田松竹観てきまして。


昼は映画のスタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手が裏社会の抗争に巻き込まれていく様を描くクライム・サスペンス。
ジェイムズ・サリスの小説を原作に「プッシャー」のニコラス・ウィンディング・レフン監督が映画化。
出演は「ラブ・アゲイン」のライアン・ゴズリング、「わたしを離さないで」のキャリー・マリガン、「エンジェル・ウォーズ」のオスカー・アイザック。


「なんだか音楽が90年代っぽいな」「キャリー・マリガンはかわいいのう」「あの悪い人はすげえゴリラみたいな顔してんなぁ」「フライドポテトにトマトケチャップだぶだぶかけて食べたくなってきたぞ」など、のんきなこと考えながら観ていたら、どんどん暴力描写が激しくなってきてゴエーッとなる。

うむ。
おもしろかったのですよ。

おもしろかったのですけど、尖端恐怖症には厳しすぎる暴力描写にギギイとなって、目を開けてられなかった。
殺すならいっそ銃で撃ったりしていただきたい。


全体的に『ソナチネ』『HANA-BI』等、昔の北野映画の匂いを感じる。
そんなこと思いながら観てたら、ライアン・ゴズリングが真木蔵人さんにみえてきたし、エンドロールで流れる音楽も久石譲さんぽく聴こえてきた。単なる思いこみだけかもしれんけど。

影響受けてるのかな。どうなのかな。

 


弁当記 #065


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2012.07.05

□隠しチーズごはん
□砂肝カレー
□焼き野菜(オクラ・ししとう・かぼちゃ)
□ゆで卵

焼き野菜ウマス。
砂肝カレー、なんせ6人前を試作したので、まだなくならない。


 
 

『コルセット』


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こんどのRONNIE ROCKET Reading #3『ともだちのそうしき』のお相手役、安元さんに誘われ、オフィスコットーネプロデュース『コルセット』@下北沢ザ・スズナリ、観てまいりました。

もはや生きる伝説の女優・伊佐山ひろ子さんをはじめ、有薗芳記さん・明星真由美さん・松永玲子さん等、名前の並びを見るだけでゾクゾクする。というか胸がザワザワする。


とある私立高校に若く聡明な女教師が転任してくる。
その女教師は、生徒の指導に熱心すぎるがゆえに、どんどん周囲から孤立していく。
その様子を遠目から眺める中年の女教諭。二人は年齢も社会的地位も生活環境も異なるものの、日常生活で自身を見失い、孤独から抜け出せないという共通点を持っていた。やがて若い女教師と中年の女教諭は、ある秘密を共有することによって急速に親密さを増していくのだった。二人の女はどこで何をどう間違えたのか・・・。



冒頭のシーンで、オーケストラが演奏をはじめる前のチューニングのような音がBGMとしてうっすら流れていたと思うのだけれど、これから始まるぞ、というワクワク感が高まる。

それからあとは。
もう。

怒濤。


微塵の隙もない緻密さと、あけっぴろげな豪胆さが矛盾することなく成り立っている舞台。
小説家の前川麻子さんだからこそ生み出される美しい台詞。
三者三様の魅力を思うさま爆発させる女優陣と、それを優しく受け止めつつ華開かせる男優陣。

19時半の開演で、終演後に時計をみたらまだ21時だったので驚いた。
体感的に4時間くらいの印象。
あっという間だと思ったら3時間、てのはわりとあるけど、逆パターンは珍しいな。相当濃密な90分だった。


終わったあとになんだかもう頭がボーッとしてしまって、安元さんと少し呑みながら感想を話しつつクールダウン。
表現者としてのあまりの凄さに「......なんか舞台に立つのが怖くなっちゃったよね」と言い合う。
何杯か呑んだけど、全然酔いが回らず、話せば話すほど覚醒していくような気が。
でもこのタイミングで、この感覚を共有できたのは貴重な体験でした。
これからのリーディングの稽古がどう変化していくのか、ちょっと楽しみです。

これ、みんな観たらいいと思いますよ。マジで。
9日(月)まで、下北沢ザ・スズナリで。


そしてそんな僕ら、呑んだくれ二人の朗読劇は7月15日(日)17時から、大吉カフェにて。
こちらもよろしければ是非。

お待ちしておりますんよ。


  

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