濡れ場とモヒート

朝7時に渋谷集合で、とあるドラマの撮影へ。

ひさしぶりの撮影、ひさしぶりの早起きだったもので、寝坊しやしまいかとハラハラする。いつもBUDOKAN終えて家に帰ってくるくらいの時間に起きなくちゃだもんな。


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待ち合わせ場所のりそな銀行前は集合場所のメッカで、いろんなロケバスが停まっていた。朝ごはんもらってバスに乗り込む。
けっこうな移動時間なので、ごはん食べて台本読んだら爆睡。撮影に遅刻する夢見た。どんだけハラハラしてんだか。

ヨダレたらしながら寝てるうちに目的地に到着。香盤表を見た時に「おや?」と思ったけど、やっぱり数年前にとある映画の撮影で来たのと同じロケ地。なつかしい。いろんな思い出がフラッシュバック。
そして衣裳に着替えてメイクをしてもらったのだけど、メイクさんも偶然そのときにお世話になった方だった。このロケ地にご縁がありますね。

ほかの出演者のみなさんやスタッフさんたちと談笑しながらしばらく待機して、昼めし食べたあとに撮影開始。
詳しい内容はまだ書けないのですけど、なかなか魂ふるえる撮影となりました。
ちょっとしたアクションの場面があるのだけど、先日殺陣教室でシミュレーションしておいたのが非常に役に立った。

以前舞台でご一緒した友だちがツイッターでこんなことを言ってたのをふと思いだす。

映像の現場でいつも思うのは、俳優の仕事は「よーいスタート」まででほとんど終わってるということ。そこから先は勝手に流れるだけ。で気付いた時には撮影終わってて、「よーいスタート」までになにが足りなかったかに気付くんだけど、もう遅い、の繰り返し。

演劇でも映像でも本番をより楽しめるように仕事しなくちゃいけない。で、その仕事がほとんど本番のアレを決めてるわけだから、やっぱりちゃんと時間を作って仕事しなきゃダメだよね。仕事の仕方が間違ってたらそりゃ、もう駄目だけど。無駄ではないと思う。

ほんとだよね。
あらためて、肝に銘じよう。
今回はなかなかいい準備ができて、おかげで本番が楽しめた。
これまで以上に、ひとつひとつ丁寧に仕事に臨もうと思うのです。38歳。


一日中とてもいい天気だったのですが、雨のなかのシーンだったので放水車で水をまき、一応衣裳の下に防水用のレインコートを着込んだりしてたけどほとんど意味をなさず。全身ずぶ濡れになった。濡れ場だ、濡れ場。でもテンション上がったなぁ。
撮影が無事終わって、熱いシャワーを浴びたときの気持ちよさたるや。

あとはお弁当食べて、もう1つ別のシーンの撮影が終わるのを待って、またバスで帰京。渋谷に戻ってきたのはもう23時すぎ。1日長かったね。


帰り道、なじみのお店でいつもの常連さんたちとちょっとだけひっかけてヨタ話して帰る。
衣裳着て撮影現場で撮ってもらった写真などもあるのですが、まだ公開できないので、とりあえずなじみの店のモヒートの写真など。
しかも別の日に呑んだやつだけど。
ついでに、下の写真はARENAで自作してみたやつ。
モヒートの美味しい季節が来ましたね。


オンエアが楽しみだな。
また詳細わかったらこちらでお知らせいたしますので、ぜひ観てみてね。
ずぶ濡れてるよ!

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2014年5月24日 22:56)