6才のボクが、大人になるまで。

思いだし日記。

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『6才のボクが、大人になるまで。』観てきました@新宿シネマカリテ。

父母の離婚後、姉サマンサ(ローレライ・リンクレイター)とともに母親オリヴィア(パトリシア・アークエット)に引き取られ暮らすメイソンJr.(エラー・コルトレーン)は6才。
ある日、オリヴィアは祖母が住むヒューストンに引っ越すと言い出す。仲のいい友人に何の別れも告げられずに旅立つことになってしまうメイソンJr.。
ヒューストンに移ると母親は大学に通い、新たに何かに挑戦する様子。
アラスカに旅に出ていた父親 メイソン・シニア(イーサン・ホーク)が戻り、彼らの引っ越し先に定期的にやってきて子供達をボーリングに連れて行ってくれたり楽しいひとときを過ごす。
そんな折、大学に通っていたオリヴィアがウェルブロック教授(マルコ・ペレッラ)と付き合いはじめる。教授も離婚し、2人の子持ちである。
やがて2人は再婚、それぞれの子供達と一緒の生活が始まるが...


周りの信頼できる映画好きの人たちが、こぞって絶賛していたこの作品。
なるほど、こりゃ素晴らしい。

12年かけて追い続けた、家族のものがたり。
主演のメイソンjr.やお姉ちゃんがぐんぐん成長していくさまを見て「あ!急に大人になった!」という瞬間が非常にわかりやすい。
そしてそれと並行してふたりの両親もまた、12年の歳月を経て変わって行く姿にすばらしいドラマが。イーサン・ホークがかっこいいんだ。いいなあ、あんなパパ。

なんというか、執念の結晶だよ。
クランクアップのときとか、どんな気持ちだったんだろう。
すげえもの観たな、というかんじ。
Amazing !!!

 

2015ツジ太新年会。


毎年恒例、ツジ太くんの新年会が今年もやってまいりました。

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昨日の夜、代打バーテンダーで入った東京DOMEに、打ち合わせがてらちょっと顔出してくれたときに撮れた写真があまりにもイイ顔してたもんで、きっと今回も楽しいイベントになることでしょうよ、という予感はビンビンに感じていたのですが。


まあ、結論から先に言っちゃうんだけど。
楽しかったですよ。
スーパー楽しかったですよ。


今回も会場はARENA下北沢。
スタッフで入ることになっていたので、夕方ころに行く。

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最近八百屋さんで働いているツジ太がいろいろ野菜を持ってくるというので、今回は野菜たっぷりの豚しゃぶしゃぶが宴のメイン。
いろいろもりだくさんですっげえカラフルでやんのね。
お皿に盛って準備して、お客さんが集まってくるのを待ちます。

徐々にみんな集まりはじめて、同時多発的にあちらこちらで乾杯して、今年もどうぞよろしくと。
DJブースではゴキゲンな曲を入れ替わり立ち替わりで回しつつ。

宴がはじまってまだ1時間もたたぬうちに、主賓のツジ太が鏡開きとばかりに豪快にグラスを割り。
そのせいでか、今日はあちこちでグラスがよく割れる日になりました。笑った。
「グラス割って、すいませんでした!!」としおらしく謝ってたけど、大爆笑だったのでまあ良しでしょう。


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そしてみんなの酒もすっかり回ってきて、ゴキゲンになった20時すぎころには、ピンクレディーの曲で唄い踊るユニット「二人静」の飛び入りパフォーマンス。
拍手と喝采と合いの手とヤジをとばして、客席は熱狂の渦に。


毎度おなじみの顔、ひさしぶりに会う顔、はじめましての顔が入り乱れて、非常にいい宴でありました。
つまみ出したりお酒作ったりであんまり呑めなかったけど、楽しかったなー。


恒例、南見しよな先生の占いコーナーで今年の運勢を見てもらいそびれたのだけが唯一の後悔。
そういえば、一昨年もここARENAでツジ太の新年会をやったとき、しよな先生に観てもらったら、たしか「2月10日くらいから運勢が変わる」と言われたのですが。
ちょうどその新年会の席でオーナーのヒデさんを紹介してもらって、その後BUDOKANで働きはじめたのが一昨年の2月だったか。
なつかしいな。
もはや遠い昔のような気がいたします。


あらためて、今年もどうぞよろしくだよ、ツジ太くん。

「ちょっとにいやん! アチシの顔を勝手に世界配信すんのやめれ!! 訴えるぞ!」と、キンキン声で言われるだろうと思うので、先にあやまっとこ。
ごめんね〜。
だってカワイイ顔してんだからしょうがねえ!

  

[カレー巡礼]トマト@荻窪


西荻窪のなじみの酒場「スイッチ」で、半年に一度くらいのペースで開催している「GOOD CURRY, GOOD MUSIC」。
常連さんたちが手づくりのカレーを持ち寄ってみんなでワイワイ食べるという宴。
過去のレポート記事はコチラ。

そしていよいよVol.05の日取りも2月に決まり、カレー賢者のエントリーがはじまったところですが、呑みながら店長とカレーの話をしていたとき。

荻窪にある欧風カレーの名店「トマト」が店長は昔からずっとお気に入りということで。
「山にょ、まだ行ったことないの?」「早く行きなさいよ!明日行きなさいよ!」と強くプッシュされまして。
カレーの名店特集などにもちょくちょく取り上げられているので、気になってはいたのですけど、なかなか行くきっかけがなく。
ちょうど時間もあったので「んじゃ明日ランチタイムに行ってみます」ということになり、いろいろ聞いた話からあれこれ想像をふくらませつつ、ワクワクしつつ自転車とばして向かいました。


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お昼どき、かわいらしい看板のお店の前には4人くらい並んでいました。しばらく待っているとカウンターの席に通される。
メニューをひとしきり眺めて少し迷ったけど、まずは昨晩イチ押しされた「ビーフタンカレー」を辛口で。
カウンターの上には、それぞれの効能が書いてあるいろいろなスパイスのボトルが並んでいて、熟読しながら待っていると、やって来ました。

ビーフタンカレー、¥2,500。

カレーにしてはかなり贅沢な価格設定にひるんだのですけれど、ひと口食べたら納得。

こりゃ......うめえ。

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濃厚な旨味が詰まった褐色のルーに、鼻へ抜ける香り高いスパイス。
トロットロにほぐれる分厚い牛タンのジューシーさ加減。
丁寧に炊き上げたごはんには、溶けるチーズと干しぶどうがあしらわれて。
そして付け合わせの福神漬けと、玉ねぎのオイル醤油漬けみたいなのがなんともよいアクセントになっていて、口のなかをシャッキリさせてまたカレーがすすむのです。
おなかいっぱいになったあと、ランチタイムは苺と生クリームがあしらわれた抹茶アイスがサービスでついてくるという心配り。

贅沢なカレーだよ......。
お皿をペロペロしたいくらい、最後のひと匙まで夢中になって食べたよ......。

今思いだしながらこの日記書いてても、また食べたくて仕方なくなっているのです。
今度は他のビーフジャワカレー、チキンカレーも食べてみなくちゃ。
トッピングの野菜やチーズも大変気になります。


先日、箱庭円舞曲の古川さんが、ブログで「2014年に食べたラーメン一覧」を書いていて、大変興味深かったので自分もマネしてiPhoneのメモに、食べたラーメンとカレーのお店の記録をすることにしました。
そして感動したお店は、さめやらぬうちに感想をまとめてみようかと。

しっかし美味かったな、トマト。
なるほど、東京屈指の欧風カレーと言われるだけあるよ。


ああ、ボンヤリした頭がスパイスでスコンと開いた。
GCGMに向けてテンションあがってきた!!
ARENAのカレーの仕込みも、また新鮮なきもちで楽しくなってきた!!


うまいカレーを作るんだよ。

 

天空テラスの仕事はじめ


今年の仕事はじめは4日のARENA下北沢から。

以前お世話になったことのある劇団の某友だちが「このたび結婚することになりまして......」と年末に話をしてきて、その報告を兼ねた新年会をARENAでやりたい、ということで。
夜はその宴のためにお酒を作ったり、料理を出したり。
お相手の女性も小劇場の女優さんということもあって、2つの劇団の人たちがおめでたいお酒を呑んで互いに距離が詰まって行くさまをカウンターの内側から見て、たいへんホッコリいたしました。

年末に場所の下見と打ち合わせがてら、一緒にカレーを食べに来てくれて少し話したのですが、似た雰囲気のふたりでたいへんお似合いでした。

あらためて、おめでとう。
末永くおしあわせに。


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5日は休みのはずだったのだけど、D氏が体調不良でお休みをもらうことになったため、急きょ代打で昼夜通して入ることに。

ARENAで出してるカレーは、チキンカレーとキーマカレーの2種類がレギュラーメニューなのですが、その他に期間限定の気まぐれメニューが。

年明け最初の気まぐれカレーでも作ろうかと思い、冷蔵庫のなかを見たらいろいろなお肉と野菜があったので、以前作って大好評だった、お肉のゴロゴロ入った「肉祭りカレー」をアレンジしてみることに。

カルビ・ヒレ・ハラミ・タン・イベリコ豚と、なす・じゃがいもの入った濃厚ぜいたくカレー。
昼からコトコト煮込んで、夜に味見をしてみたら、なかなかの出来ばえにワナワナ震えた。ちょっと、名作ができてしまったかもしんねえ......。

2014年の感謝のきもちと、2015年の抱負を込めた肉祭りカレーってことで「2015 謝肉祭カレー」と名づけました。
ベースのほかに5種のお肉と2種の野菜が入ってるので「七つの大罪カレー」にしようかと迷ったのですが。

「おせちもいいけどカレーもね」のキャッチコピーのすりこみは根深いもので、特定の年齢層以上の世代は、どうしても正月明けにカレーが食べたくなりますよね。


ぜひ食べにいらしてね!!!