バイプレトーク


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毎週録画して大変楽しみに観ているのですが、このたび第8話「バイプレイヤーとキー局制覇」に出演させていただきました。

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[あらすじ]
『七人の侍』のリメイク企画は4か月前に頓挫していたことが判明。
大杉がフィルムを盗んだ犯人を探すため、その事実を隠したまま共同生活を決行していたのだ。
激怒した5人は家を出て行ってしまう...
そんな中、大杉はかつて不倫騒動でどん底だった滝藤賢一に遭遇。
今は再ブレイクを果たしているが、それは0からやりなおす覚悟をした結果だと教わる。
「信頼を回復するには仕事」と考えた大杉は、自らテレビ局を行脚。
全キー局の番組出演が決定。怒涛の撮影の日々が始まるが...。

大杉漣さんが「自らテレビ局を行脚」したなかの、NHKのドラマ『七月の鯱』のプロデューサー役として。
撮影現場で、旧知のプロデューサーとの親密さを表現するため「山崎さん、と呼びかけてもいいですか?」と、松居監督に提案してくれたのは大杉さんの粋な計らいでした。

うれしかったなァ。

自分の周りでも、このドラマを毎週楽しみにしている友だちが多く、オンエア直後にいろいろなところから「観たよ〜」という声が届いたり、画面をキャプチャしてくれたり。
感激ッス。
(写真使わせて頂きました。もぎちゃんアリガトウ!)

まだドラマが終わらないうちから、早くも続編を期待する声が高まっているとのこと。
NHKのプロデューサー・山崎として続投の可能性、あるとよいなと強く念じております。

♪フォーエヴァー ヤァーング〜♪
 

春だよ捜査会議会議

皿の上警察、次回の捜査会議が来週に迫ってきたので、ひさしぶりにメンバーが全員集合。

「『皿の上警察』ってなんなの?」と訊かれますが、ざっくり言うと料理好きの役者が集まって、料理をふるまうユニットですかね。
キッチンつきのパーティールーム的なスペースにお客さんを集めておもてなしをする宴を「捜査会議」と呼んでおりまして。
12月に開催した前回の会議では「ゆく皿くる皿2016」ということで、忘年会も兼ねておでんや鍋などをふるまいました。

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過去5回の会議を踏まえ、まずは「どういうコンセプトの会にするか」ということを、下北沢の居酒屋にて話し合う。

今回はゲスト料理人として、風琴工房の詩森ろばさんをお迎えすることに。
ろばさんの作る骨太なエンターテイメントの舞台ももちろん大好きなのですが、皿の上警察を立ち上げる前にもいっしょに料理イベントを開催したり、料理の腕前もリスペクトしてやまない私。
「いずれ皿の上警察にもゲストで是非......!」とラブコールを送り続けていたところ、昨年暮れに寺井くんも出演していた風琴工房の舞台『4センチメートル』を観に行ったあとにお話したら「3月だったらわりと時間あるかも」とのことだったので、早速会場を抑えてオファーさせていただきました。


3月はじめということで、みんなでブレインストーミングして出てきたキーワードが「花見」「行楽」「春の宴」。
そして「『桜前線包囲網』てのはどうですかね」という切り口から、ポンポンポンッと展開していきました。
旬の食材もふんだんに取り込んだ、ひと足早めのお花見メニューをふるまうとともに、「お客さんにも花柄のものや桜色っぽいアイテムをドレスコードで着用してもらって、みんなで集まったら春の空気が会場を包んだら素敵なんじゃないか」と。

そして0時スタートの第2部は、「ちょっと艶っぽさを漂わせて」ということに。
そこそこお酒も回ってきて、話はどんどん下ネタ方向に脱線していったりもしたのですが、最終的に「『刑事たちの深夜食堂〜夜のデイトは危険すぎるからなんて〜』てサブタイトルつけますか」と、ノリと勢いで決まりました。


途中で出てきたお店の名物の炙り〆サバ。
店員さんが豪快にバーナーで炙り「火を消したらすぐにレモンをジュッとしぼってください!」とレモンを渡され、内田刑事が絶妙なタイミングでしぼったら「ナイスレモン!」の合いの手。
こういうお客さんを巻き込んだパフォーマンスもおもしろいね、なんてことを話したり。

今度はどんな捜査会議になりますやら。
大変楽しみであります。

ナニ作ろうかなぁ。

 

スプリング、ハズ、カム

1日、映画サービスデー。

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今年に入ってから、引っ越しの準備と片づけなどで映画館で映画を観る時間がなかなかとれず。
今日はちょうどぽっかり時間が空いたので、吉野竜平監督『スプリング・ハズ・カム』を観に行ってまいりました。
映画サービスデーに加えて、吉野監督と主演の柳家喬太郎師匠・石井杏奈さんの舞台挨拶もあるということで客席はギュウギュウ。

璃子(石井杏奈)は東京の大学に通うため、広島から上京して一人暮らしをすることになった。二月のある日、部屋を探すためシングルファーザーの肇(柳家喬太郎)と二人で東京を巡り、そこで出会う人々とのふれあいが二人の心にかけがえのない記憶を焼き付けていく。璃子はぶっきらぼうだが人情味あふれる父の愛を知り、また、亡き母が愛した一人の男性として父を見直す。一方、肇は少女から大人の女性へと成長する娘との別れを覚悟するのだった。

この春で、上京してきてからもう23年も経つということを思うと心がザワつく。
思い返せばちょうど大学の合格発表をいっしょに見にきた父親と、その足で西武新宿線の野方駅にある不動産屋にとびこみまして。アパート探しのことなど何もわからなかったので、いちばん最初に紹介された物件で「これでいいか」と、内見すらせずに即決したことを思いだしました。
今思うとすげえな。日当りの悪さをのぞけばそんなに悪い物件ではなかったけれど。

上映前の舞台挨拶で「観終わったあとに家族と話がしたくなります」と言っていたけれど、なるほどな納得。
あと、ECHOESのマネージャー兼俳優の信國さんがオカマちゃん役で出てたのですが、いい具合に気持ちわるくてよかったです。
心あたたまる映画でした。

もうすぐ春、かぁ。