想像、ふかまる。
水曜日。
昨日からいよいよ開幕したBARHOPPER×MU『MOJITO』『想像』。日曜日の稽古ではまだちょっと足りなかった分を、本番が終わったあとのステージを使ってやりましょう、ということになったので、『MOJITO』町田×高橋ver.と、『想像』青木×宮田ver.を観せてもらうことに。
まだはじまったばかりの状態を稽古場で観ていた町田×高橋チーム。より深まって、キュンキュンと甘酸っぱい恋の往復書簡に仕上がっておりました。そして客観的に観る『想像』。ああ、こういうお話なのだ、といろいろ気づかされるところもあって、非常に新鮮な心持ちになったのでした。いいおはなしじゃねえか。そして今回のプロデューサーでもある、写真家の"BARHOPPER"石澤さんが撮影した写真が背景に映し出され、物語を広げて深める。お酒も呑みながら楽しめて、これ、なかなか素敵な公演じゃないですか?ちょっと。
本番が終わったあとの舞台を使って、高橋恭子姉ちゃんとの『想像』を。ほほう、こんな感じなのか。けっこう近いね。序盤ちょっと読んだあたりで、アユム氏から「試しになんですけど......山にょさん、笑いながら読んでみてもらえます?」という演出が入る。
あいつめ、気づきやがったな。このニヤニヤ顔の下に潜んでる変態性に。
もうその演出がすっかりツボに入ってしまったようで、「それで!それでいきましょう!」とキャッキャしはじめて、どんどんノッて演出をつけだした。アユム氏、変態が大好きみたいで。新しいオモチャをみつけた子どもみたいな顔してたな。
ア「タオルか何か持ってたりします?」山「手ぬぐいならあるよ」ア「あ、いいですね。んじゃ手ぬぐい、首からぶらさげてましょっかww」とか。
そしたらこっちも楽しくなってきて、いろいろ遊びを入れたくなって、物語がとてもカラフルになってきた。こんな話だっけな、て思うくらいに。
山崎×高橋ペア、なかなか異色な『想像』になりそうです。
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水曜日。
昨日からいよいよ開幕したBARHOPPER×MU『MOJITO』『想像』。
日曜日の稽古ではまだちょっと足りなかった分を、本番が終わったあとのステージを使ってやりましょう、ということになったので、『MOJITO』町田×高橋ver.と、『想像』青木×宮田ver.を観せてもらうことに。
まだはじまったばかりの状態を稽古場で観ていた町田×高橋チーム。より深まって、キュンキュンと甘酸っぱい恋の往復書簡に仕上がっておりました。
そして客観的に観る『想像』。
ああ、こういうお話なのだ、といろいろ気づかされるところもあって、非常に新鮮な心持ちになったのでした。いいおはなしじゃねえか。
そして今回のプロデューサーでもある、写真家の"BARHOPPER"石澤さんが撮影した写真が背景に映し出され、物語を広げて深める。
お酒も呑みながら楽しめて、これ、なかなか素敵な公演じゃないですか?ちょっと。

本番が終わったあとの舞台を使って、高橋恭子姉ちゃんとの『想像』を。
ほほう、こんな感じなのか。けっこう近いね。
序盤ちょっと読んだあたりで、アユム氏から「試しになんですけど......山にょさん、笑いながら読んでみてもらえます?」という演出が入る。
あいつめ、気づきやがったな。
このニヤニヤ顔の下に潜んでる変態性に。
もうその演出がすっかりツボに入ってしまったようで、「それで!それでいきましょう!」とキャッキャしはじめて、どんどんノッて演出をつけだした。
アユム氏、変態が大好きみたいで。
新しいオモチャをみつけた子どもみたいな顔してたな。
ア「タオルか何か持ってたりします?」
山「手ぬぐいならあるよ」
ア「あ、いいですね。んじゃ手ぬぐい、首からぶらさげてましょっかww」
とか。
そしたらこっちも楽しくなってきて、いろいろ遊びを入れたくなって、物語がとてもカラフルになってきた。
こんな話だっけな、て思うくらいに。
山崎×高橋ペア、なかなか異色な『想像』になりそうです。
そうめんとワイ談
ちょっと前の、夏の思い出日記。


噺家さんのお友だち、林家きく麿師匠から「おそうめんの会やるけど、遊びに来ませんか」とお誘いをいただきまして。三軒茶屋にあるおでん屋さん「おでん学園」の店舗を借りて、そこでみんなでワイワイおそうめんを食べる、という宴。
もともと屋台のおでん屋さんだったのだけど、その屋台をそのまま中に入れてお店にしちゃおう、というおもしろい作りのお店。お休みの日は好きに使っちゃっていいよ、と女将さんのご厚意で貸し切りにしてくれて、ゆかいな仲間たちが集いました。
まずはピーマンのくたくた煮、麩チャンプル、高菜の炒め物、茹でブロッコリ&アスパラなど、師匠の手づくりのおつまみでビールや焼酎を呑みつつ。主にワイ談で盛り上がり。
そしてツナとトマトのイタリアン風と、ゆで野菜とひき肉・ザーサイの入った担々麺風の2種類のつけだれを準備。おでん用のプールにザバッとおそうめんが飛び込みまして。思い思いにすすりまくりであります。
これは楽しゅうございますな!!まったく、楽しゅうございますな!!!
そしてどんどんすすむお酒に、盛り上がるワイ談。はー。もうぼちぼち帰ろうか、て時に突然のゲリラ豪雨に降りこめられて、もう1本ビールが空いちゃった。
これから秋から冬に向けての季節にはどうしようか、という話になりまして。湯豆腐とかいいんじゃない?熱燗でクイッと。ヤミ鍋とかも楽しいね。
楽しみは広がりますな。
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ちょっと前の、夏の思い出日記。



噺家さんのお友だち、林家きく麿師匠から「おそうめんの会やるけど、遊びに来ませんか」とお誘いをいただきまして。
三軒茶屋にあるおでん屋さん「おでん学園」の店舗を借りて、そこでみんなでワイワイおそうめんを食べる、という宴。
もともと屋台のおでん屋さんだったのだけど、その屋台をそのまま中に入れてお店にしちゃおう、というおもしろい作りのお店。
お休みの日は好きに使っちゃっていいよ、と女将さんのご厚意で貸し切りにしてくれて、ゆかいな仲間たちが集いました。
まずはピーマンのくたくた煮、麩チャンプル、高菜の炒め物、茹でブロッコリ&アスパラなど、師匠の手づくりのおつまみでビールや焼酎を呑みつつ。主にワイ談で盛り上がり。
そしてツナとトマトのイタリアン風と、ゆで野菜とひき肉・ザーサイの入った担々麺風の2種類のつけだれを準備。
おでん用のプールにザバッとおそうめんが飛び込みまして。
思い思いにすすりまくりであります。
これは楽しゅうございますな!!
まったく、楽しゅうございますな!!!
そしてどんどんすすむお酒に、盛り上がるワイ談。
はー。
もうぼちぼち帰ろうか、て時に突然のゲリラ豪雨に降りこめられて、もう1本ビールが空いちゃった。
これから秋から冬に向けての季節にはどうしようか、という話になりまして。
湯豆腐とかいいんじゃない?
熱燗でクイッと。
ヤミ鍋とかも楽しいね。
楽しみは広がりますな。
非日常から非日常へ

日曜日。軽井沢の旅、3日目。
10時ころ、みんなで集まって朝ごはん。バイキングスタイルで、浅野屋さんのパンと、いろいろ野菜のサラダ、マッシュルームとホワイトソースをオーブンで焼いた美味しいやつ、コーンポタージュ、ジュースなど、いろいろもりだくさん。ついつい調子にのって食べすぎた。そしてデザートにはスイカと桃と。まぁ楽しいこと楽しいこと。
腹ごなしに、コイト&ブッシーの2匹のワンズを連れてみんなで散歩。犬、元気元気。フガフガ言いながらお尻みせて走ります。かわいいなぁ。それにしても気持ちいい高原の朝でございますわ。マイナスイオン、出まくり。
そのあとみんなは美味しいカツカレー食べに行こうなどといろいろ計画を立てておりましたが、残念ながら自分は午後から稽古があるので、ひとり新幹線に乗ってお先に帰る。
みなさん、ほんとにありがとうございました。すばらしいホスピタリティに胸が熱くなりました。次は酒房山にょでお会いしましょう。
東京に戻ったその足で、朗読劇の稽古場へと。今日はみっちりの日。
全体のアウトラインが見えてきたので、まずは高橋恭子姉ちゃんとの組み合わせ。
今回はじめてご一緒するハセガワアユムくんは、声のお仕事をやったりしているということもあり、緩急のつけかたや声の出し方に対する要求が高くて緻密。「山崎さんは台詞を立てすぎるクセがあるのでちょっと気をつけてください」とか。むむ、そうなのか。ビリビリする緊張感とグルーヴ感を楽しみつつ、他の組が稽古をしているあいだにも別室で自主練を。夜にはもうひとりの相手役、渡辺まの姉ちゃんとの稽古を。最後はあまり時間がなくなったので駆け足だったけれど、また違ったグルーヴ感に身をゆだね。
高原の非日常から、『想像』の非日常へ。
頭がボーッとして、変な高揚感のなかふらふらと家に帰る。ひさびさのアパートは散らかったままだったので、一気に現実にもどる。そうだ、カレー作って慌てて家出たんだった。ずいぶん昔のような気がするな。
さてと、夏休みモードから朗読劇モードに切り替えだよ。
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日曜日。
軽井沢の旅、3日目。
10時ころ、みんなで集まって朝ごはん。バイキングスタイルで、浅野屋さんのパンと、いろいろ野菜のサラダ、マッシュルームとホワイトソースをオーブンで焼いた美味しいやつ、コーンポタージュ、ジュースなど、いろいろもりだくさん。ついつい調子にのって食べすぎた。
そしてデザートにはスイカと桃と。
まぁ楽しいこと楽しいこと。
腹ごなしに、コイト&ブッシーの2匹のワンズを連れてみんなで散歩。
犬、元気元気。
フガフガ言いながらお尻みせて走ります。かわいいなぁ。
それにしても気持ちいい高原の朝でございますわ。マイナスイオン、出まくり。
そのあとみんなは美味しいカツカレー食べに行こうなどといろいろ計画を立てておりましたが、残念ながら自分は午後から稽古があるので、ひとり新幹線に乗ってお先に帰る。
みなさん、ほんとにありがとうございました。
すばらしいホスピタリティに胸が熱くなりました。
次は酒房山にょでお会いしましょう。
東京に戻ったその足で、朗読劇の稽古場へと。
今日はみっちりの日。
全体のアウトラインが見えてきたので、まずは高橋恭子姉ちゃんとの組み合わせ。
今回はじめてご一緒するハセガワアユムくんは、声のお仕事をやったりしているということもあり、緩急のつけかたや声の出し方に対する要求が高くて緻密。
「山崎さんは台詞を立てすぎるクセがあるのでちょっと気をつけてください」とか。むむ、そうなのか。
ビリビリする緊張感とグルーヴ感を楽しみつつ、他の組が稽古をしているあいだにも別室で自主練を。
夜にはもうひとりの相手役、渡辺まの姉ちゃんとの稽古を。最後はあまり時間がなくなったので駆け足だったけれど、また違ったグルーヴ感に身をゆだね。
高原の非日常から、『想像』の非日常へ。
頭がボーッとして、変な高揚感のなかふらふらと家に帰る。
ひさびさのアパートは散らかったままだったので、一気に現実にもどる。
そうだ、カレー作って慌てて家出たんだった。
ずいぶん昔のような気がするな。
さてと、夏休みモードから朗読劇モードに切り替えだよ。
おとなの修学旅行
土曜日。軽井沢の旅、2日目。

朝9時すぎころに起きて、みんなそれぞれダラダラすごすバンガローの朝。「浅野屋に朝ごはん食べに行くけど、行く人〜?」というので、普段朝は食べないのですが、せっかくなのでお散歩がてら行ってみることに。看板がかわいい、1933年創業の人気のブーランジェリー。たいへんにぎわっております。
いろんなパンが並んでいて、店先のイートインコーナーのほかに喫茶室もあり。どうしようかなと思いつつ、かぼちゃの冷製ポタージュと、パン3種とコーヒーのセットを。パン、うめえ。フワッフワのモッチモチ。そして呑んだ胃袋にポタージュが沁みるよね。
ぶらぶら散策しながら宿にもどる。先日観たばかりの『風立ちぬ』みたいな高原の風景のなか「ひこうき雲」唄うよね。おぼつかない歌詞でも。
車数台に分かれて乗り、みんなで日帰り温泉へと。星野温泉 トンボの湯というところ。3年前くらいに軽井沢に遊びに来た時にも行ったここの温泉。綺麗で気持ちよいのです。1時間半くらい、ゆったり湯につかって完全にネジがゆるんだ。はふう。
温泉から出たあたりで、遅れて車でやってきたチームと合流。そして有志をつのって、夕方からの宴の食材を買い出しにスーパーへと。なんせ20人くらいの宴になるので、何を作ろうかあれこれ考えつつ、ちょっと美味しそうな野菜やチーズなどをガンガンカートに詰めていく。超たのしい。攻めまくり。
買い物済ませて、高原のなかにあるお友だちのおうちに。前掛けしめて手ぬぐいぶらさげ、いつもの酒房スタイルになったらさっそく宴の支度にとりかかる。キッチンも広くて大変使いやすいので、みんなにいろいろ手伝ってもらいつつ。
だいたい準備も整ったあたりで、録画していた今日の『あまちゃん』をパブリックビューイング。集まったみんなの『あまちゃん』視聴率は100%で、しかもかなりのヘビーウォッチャーばかりなので大変もりあがる。ミズタクがハグしたところでキャーキャー悶え。さかなクンが出たところでギョギョギョ!と言い。ユイのドヤ顔にニコニコし。太巻とアキの「生まれたての鹿」アドリブ芝居に大爆笑。来週の予告にどよめき。「もっかい! ミズハグだけもっかい見して!」とか。楽しかったなー。
そしてBBQ酒房山にょin軽井沢。はじまりました。





[ほんじつのお品書き]□ゴーヤとツナと塩こぶのサラダ□ねぎじゃこ奴□佐久鯉のあらい 酢みそ和え□アボカド&ホワイトアスパラの肉巻き□いろいろ肉&野菜□イワノフ家のドライカレー□おにぎり□ヤンソンさんの誘惑□塩こぶキャベツ□ラムチョップ□桃とモッツァレラのサラダ□生ハムメロン
ゴーヤをさっと湯がいて、塩こぶとツナと和えたサラダ。これはずいぶん作りなれてるメニュー。ゴーヤも厚めがおいしいね。
みじん切りにしたねぎと、ちりめんじゃこをごま油で和えて、水切りした木綿豆腐にのせて。
佐久鯉のあらいはなかなか東京では食べられないので、速攻でカートに入れました。コリコリした歯ごたえがいいですな。
バーベキューもいろんな肉や野菜を、でかいグリルで思うさま焼きまくったのですが、なかでも「いぶり仔豚」というお茶目な名前の立派なソーセージがめっぽう美味かった。ジューシー!ビールもサーバーからガンガン注ぎまくりで、結局みんなで17ℓあいちゃったってばよ。
東京から仕込んで持って行ったドライカレーも大変好評。先日のスパイス研究会が役に立ちました。てか、最近カレー食ってるか作ってるか、ばっかり。夏だね。「味噌ぬって焼きおにぎりにしたーい!」とのリクエストがあったので、小ぶりな白むすびをたくさん握ってくれていたのだけど、カレー用でずいぶんなくなってしもうた。
グラタン皿にバターを塗り、細切りのじゃがいも、玉ねぎ、ちぎったアンチョビを層状に重ね、生クリームを入れてパン粉をふって、オーブンで30分ほどじっくり焼く、その名も「ヤンソンさんの誘惑」。前に丸山ねえねが作ってくれて、簡単だけどうまいよ、というので真似して作ってみたよ。これがすこぶる大好評!これ、また酒房でも作ってみよう。うちのオーブンレンジでもできるかな。
桃が大量にあるというので、切った桃とモッツァレラチーズ、刻んだレモンの皮を散らして、白ワインビネガー、オリーブオイルと塩コショウで味つけしたおしゃれなひと品をお友だちが作ってくれました。こ、これはモテるメニューだぞ......。台所で味見した段階で、けっこうな量がなくなっていたであろうことはナイショ。
BBQのシメは、ハーブで香りづけした、肉汁したたるラム肉をかぶりつく。BBQの醍醐味でございますな。ラスボス感、ありました。
スーパーで買って来たものもそうだけど、ご近所の農園やおうちの畑で獲れた野菜が新鮮で美味しそうなので、なんとも作りがいがありました。
そして何より、お招きいただいたおうちのお母様が高名な陶芸家の方で、普段づかいの器もたくさんあるのです。ザッと作ったかんたん塩こぶキャベツでもすげえ美味しそうになるのな。これ、相当贅沢なことしてますよ。
夕暮れどきの空が本当に美しく。山のなかにあるおうちは空気も澄んで。たまらぬ時間よ。
わりと早めにBBQタイムは終わり、みんなで後片付け。まだ呑みたりない人はバンガローに戻って呑みましょい、ということで、余った食材やお酒をちょこちょこと持って宿へと戻る。お酒呑みながらトランプしたり。下世話な話で盛り上がったり。
さんざん食べたけど、夜も更けて来たらまた小腹がすいてきたというので、BBQのときに作りそびれた焼きそばをお夜食に作って出す。瞬殺でした。ペロリ。おかわりのときには「目玉焼きのっけて」とリクエストがあったので、しょうがないねえと『深夜食堂』気分で。
そしてボツボツと寝たい人は寝て、という深い時間から「人狼ゲームやろう」ということになり、iPhoneアプリを使って人狼ゲームがはじまりました。はじめてやる人がほとんどだったので、最初はルールの説明をしながらゆっくりと。でもだんだんゲームのおもしろみがわかってくるに連れ、みんながどんどんハマってきて、「もう1ゲーム」「次で最後、次で最後」と、気づけば夜中の2時を回っておりました。
いや、ホントにいいおとなの修学旅行だよ。みんなそれぞれ毎日の仕事や、お父さんお母さんとしての役割を抱えてるので、こうしてみんなで遊ぶとき思い切り遊ぶのがまた楽しいと。おとなっていいね。
まったくもって、濃厚な1日でありました。たぶん、ことあるごとにこの日を思いだすのだろうな。大満喫。
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土曜日。
軽井沢の旅、2日目。


朝9時すぎころに起きて、みんなそれぞれダラダラすごすバンガローの朝。
「浅野屋に朝ごはん食べに行くけど、行く人〜?」というので、普段朝は食べないのですが、せっかくなのでお散歩がてら行ってみることに。
看板がかわいい、1933年創業の人気のブーランジェリー。
たいへんにぎわっております。
いろんなパンが並んでいて、店先のイートインコーナーのほかに喫茶室もあり。
どうしようかなと思いつつ、かぼちゃの冷製ポタージュと、パン3種とコーヒーのセットを。
パン、うめえ。
フワッフワのモッチモチ。
そして呑んだ胃袋にポタージュが沁みるよね。
ぶらぶら散策しながら宿にもどる。
先日観たばかりの『風立ちぬ』みたいな高原の風景のなか「ひこうき雲」唄うよね。
おぼつかない歌詞でも。
車数台に分かれて乗り、みんなで日帰り温泉へと。
星野温泉 トンボの湯というところ。
3年前くらいに軽井沢に遊びに来た時にも行ったここの温泉。綺麗で気持ちよいのです。
1時間半くらい、ゆったり湯につかって完全にネジがゆるんだ。
はふう。
温泉から出たあたりで、遅れて車でやってきたチームと合流。
そして有志をつのって、夕方からの宴の食材を買い出しにスーパーへと。
なんせ20人くらいの宴になるので、何を作ろうかあれこれ考えつつ、ちょっと美味しそうな野菜やチーズなどをガンガンカートに詰めていく。
超たのしい。攻めまくり。
買い物済ませて、高原のなかにあるお友だちのおうちに。
前掛けしめて手ぬぐいぶらさげ、いつもの酒房スタイルになったらさっそく宴の支度にとりかかる。
キッチンも広くて大変使いやすいので、みんなにいろいろ手伝ってもらいつつ。
だいたい準備も整ったあたりで、録画していた今日の『あまちゃん』をパブリックビューイング。
集まったみんなの『あまちゃん』視聴率は100%で、しかもかなりのヘビーウォッチャーばかりなので大変もりあがる。
ミズタクがハグしたところでキャーキャー悶え。
さかなクンが出たところでギョギョギョ!と言い。
ユイのドヤ顔にニコニコし。
太巻とアキの「生まれたての鹿」アドリブ芝居に大爆笑。
来週の予告にどよめき。
「もっかい! ミズハグだけもっかい見して!」とか。
楽しかったなー。
そしてBBQ酒房山にょin軽井沢。
はじまりました。






[ほんじつのお品書き]
□ゴーヤとツナと塩こぶのサラダ
□ねぎじゃこ奴
□佐久鯉のあらい 酢みそ和え
□アボカド&ホワイトアスパラの肉巻き
□いろいろ肉&野菜
□イワノフ家のドライカレー
□おにぎり
□ヤンソンさんの誘惑
□塩こぶキャベツ
□ラムチョップ
□桃とモッツァレラのサラダ
□生ハムメロン
ゴーヤをさっと湯がいて、塩こぶとツナと和えたサラダ。これはずいぶん作りなれてるメニュー。ゴーヤも厚めがおいしいね。
みじん切りにしたねぎと、ちりめんじゃこをごま油で和えて、水切りした木綿豆腐にのせて。
佐久鯉のあらいはなかなか東京では食べられないので、速攻でカートに入れました。コリコリした歯ごたえがいいですな。
バーベキューもいろんな肉や野菜を、でかいグリルで思うさま焼きまくったのですが、なかでも「いぶり仔豚」というお茶目な名前の立派なソーセージがめっぽう美味かった。ジューシー!
ビールもサーバーからガンガン注ぎまくりで、結局みんなで17ℓあいちゃったってばよ。
東京から仕込んで持って行ったドライカレーも大変好評。先日のスパイス研究会が役に立ちました。
てか、最近カレー食ってるか作ってるか、ばっかり。夏だね。
「味噌ぬって焼きおにぎりにしたーい!」とのリクエストがあったので、小ぶりな白むすびをたくさん握ってくれていたのだけど、カレー用でずいぶんなくなってしもうた。
グラタン皿にバターを塗り、細切りのじゃがいも、玉ねぎ、ちぎったアンチョビを層状に重ね、生クリームを入れてパン粉をふって、オーブンで30分ほどじっくり焼く、その名も「ヤンソンさんの誘惑」。
前に丸山ねえねが作ってくれて、簡単だけどうまいよ、というので真似して作ってみたよ。
これがすこぶる大好評!これ、また酒房でも作ってみよう。うちのオーブンレンジでもできるかな。
桃が大量にあるというので、切った桃とモッツァレラチーズ、刻んだレモンの皮を散らして、白ワインビネガー、オリーブオイルと塩コショウで味つけしたおしゃれなひと品をお友だちが作ってくれました。
こ、これはモテるメニューだぞ......。
台所で味見した段階で、けっこうな量がなくなっていたであろうことはナイショ。
BBQのシメは、ハーブで香りづけした、肉汁したたるラム肉をかぶりつく。BBQの醍醐味でございますな。ラスボス感、ありました。
スーパーで買って来たものもそうだけど、ご近所の農園やおうちの畑で獲れた野菜が新鮮で美味しそうなので、なんとも作りがいがありました。
そして何より、お招きいただいたおうちのお母様が高名な陶芸家の方で、普段づかいの器もたくさんあるのです。
ザッと作ったかんたん塩こぶキャベツでもすげえ美味しそうになるのな。
これ、相当贅沢なことしてますよ。
夕暮れどきの空が本当に美しく。
山のなかにあるおうちは空気も澄んで。
たまらぬ時間よ。
わりと早めにBBQタイムは終わり、みんなで後片付け。
まだ呑みたりない人はバンガローに戻って呑みましょい、ということで、余った食材やお酒をちょこちょこと持って宿へと戻る。
お酒呑みながらトランプしたり。
下世話な話で盛り上がったり。

さんざん食べたけど、夜も更けて来たらまた小腹がすいてきたというので、BBQのときに作りそびれた焼きそばをお夜食に作って出す。
瞬殺でした。ペロリ。
おかわりのときには「目玉焼きのっけて」とリクエストがあったので、しょうがないねえと『深夜食堂』気分で。
そしてボツボツと寝たい人は寝て、という深い時間から「人狼ゲームやろう」ということになり、iPhoneアプリを使って人狼ゲームがはじまりました。
はじめてやる人がほとんどだったので、最初はルールの説明をしながらゆっくりと。
でもだんだんゲームのおもしろみがわかってくるに連れ、みんながどんどんハマってきて、「もう1ゲーム」「次で最後、次で最後」と、気づけば夜中の2時を回っておりました。
いや、ホントにいいおとなの修学旅行だよ。
みんなそれぞれ毎日の仕事や、お父さんお母さんとしての役割を抱えてるので、こうしてみんなで遊ぶとき思い切り遊ぶのがまた楽しいと。
おとなっていいね。
まったくもって、濃厚な1日でありました。
たぶん、ことあるごとにこの日を思いだすのだろうな。
大満喫。