オーラスライン


allstars.jpg
"赤ペン瀧川先生"こと瀧川英次くんの主宰する、七里ガ浜オールスターズ『オーラスライン』@新宿SPACE雑遊、観に行ってきましたよ。

以前この劇場の近くの職場で働いていたことがあったので、観劇前にスパゲティーNokishitaでチーズのパスタを食べよう、アカシヤでもいいな、とかいろいろ考えていたんだけど、モタモタしてるうちに開演時間ギリギリになってしまう。
最近こういうのホントに多いな。時間の使い方がヘタなのか。

とあるミュージカル公演のオーディション控え室
お前らは一体、何しに来たんだ!?
明らかに場違いなおじさん4人と1人の女の子にまつわる話

この公演、キャストの名前の並びを最初にみたときからもうワクワクがとまりませんでした。
なんだ、この「アベンジャーズ」感。

とにかく4人のおじさん達のキャラクターの濃さよ。
トゥーマッチ!
でもクセになる!
軸になる"1人の女の子"の無垢さと卑屈さが、なんとも切なく清らか。
一見真っ当に見えて全っ然まともじゃない、若者ふたり。
そしてラストに、おじさん4人がキラッキラした瞳でダンスを踊るシーンがまた素敵。

個々のキャラクターの配置とバランスが非常に絶妙で、なんていうんだろう、幕の内弁当みたいでした。
味濃いめで、お酒がすすむ感じの。

はー、おもしろかったな。
赤ペン先生、やるね!

 

酒房リクエスト祭り

思いだし日記も、もう時系列がバラッバラになってしもうた。
いろいろ写真を見つつ記憶をたどりながら、備忘録的に書いていくことにします。


木曜日。

お盆のまっただ中、ひさしぶりに酒房山にょを開催いたしまして。
はじめて来るお友だちが3人+おなじみの顔が3人。
なかなかフレッシュな顔ぶれの酒房山にょ。

R0015736.jpgR0015739.jpgR0015740.jpg
[本日のおしながき]
□ラスク
□焼き枝豆のナンプラー風味
□かつおといなだ刺身の薬味もりもり
□オクラのサブジ
□テリヤキ豆腐ハンバーグ
□湯葉丼
□トマトと大葉の塩こぶ和え

「なにかリクエストがあったら言ってね」と伝えたところ、「オクラが食べたい」「ハンバーグ」「湯葉丼」との声があったので、がんばって全部おこたえしてみましたよ。

焼き枝豆のナンプラー炒めは、前にBUDOKANで出してなかなか評判がよかったもの。蒸したあと焼き色をつけた枝豆に、ナンプラーとレモンと塩コショウで風味を。スパイシー&エスニック。シンハービール呑みたくなるね。

おなじみ薬味もりもり刺身、今夜はかつおといなだ。おいしいね、いなだチャン。

サブジ(Sabji, Sabzi)は、インド料理の一種で、野菜の蒸し煮、炒め煮のことである。
ベジタリアンの多い地域で一般的によく食べられている。野菜に香辛料をまぶし、炒め蒸しにして食べる。キーマカレーの付け合わせ等でよく食べられている。ネパールでも同じようなものがある。
主に使われるスパイスはクミンシード、ターメリック(パウダー)、コリアンダー(パウダー)、ガラムマサラ、レッドペパー(パウダー)、またはパプリカ(パウダー)。
(Wikipediaより)
オクラのサブジ、簡単で美味いんす。

ハンバーグ作るの、小学校の調理実習以来なんじゃなかろうか。
合い挽き肉と水切りした豆腐でベースを作って、醤油とみりんとお砂糖でテリヤキ風味にしてみた。
和風ハンバーグですね。
いわゆるオーソドックスなハンバーグではなかったけど、フワフワで美味しゅうございました。
これいいな。また作ろう。

湯葉丼は、以前友だちのリクエストで湯葉酒房をやったときに作ったものがとても美味しかったので、ということで。
もう1年以上前になるし、そのときも適当に作ったのであまりよくおぼえてなかったのだけど、なんとなくまた作ってみました。
干し椎茸の戻し汁に、醤油とみりんと白だしを入れて、戻した椎茸と湯葉を煮て、片栗粉でとろみをつけ、火を止めてあら熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。
炊きたてのごはんにあんかけを盛って、小口切りの青ねぎを散らしていただきます。
二杯目にはワサビをちょいと足して。


ひさびさの酒房は楽しいやね。
ここのところBUDOKANやリーディングの稽古やら、いろいろ忙しくてなかなかできなかったけど、よくよく考えてみたらこの夏まだ冷や汁酒房やってない。
冷や汁食べたいぞ、冷や汁。

オラの冷や汁、食べてけろ!

 

想像、はじまる。


BARHOPPER×MUのリーディング、稽古がいよいよはじまりました。

まわりのいろんな友だちに「山にょ、MUのお芝居出てそう」と言われていて気になっていたということもあり、以前渡辺詩子ちゃんが出演していた『週末たち』を観に行ったのでした。MU。

その後ハセガワアユムくんが酒房山にょに遊びに来てくれたときにはじめてゆっくり話し、互いに映画が好きということもあり意気投合。
そのうちなにかご一緒したいですね、という話をしたのですが、念願かなってこのたびリーディング公演に出演することになった、というわけす。


takahashi_yamazaki_01.jpgIMG_1764.jpg
『MOJITO』『想像』という、いずれも男女ペアの短編を2作品。日替わりで上演するという今回の公演。
8月31日(金)と9月1日(日)の『想像』に出演させていただくのですが、本日の稽古のお相手は31日の高橋恭子さん。

軽い自己紹介などしたのち、さっそくリーディングをはじめます。
お互いのこともよくわからないし、どういう演出をするかもはじめてなので、まずはフラットに読んでみます。

あ。
これ。
得意なやつかも。

『想像』は、双子の姉と弟のおはなしなのですね。

もともと3つ年上の姉と、昔からいろいろありながらもわりと仲よくしていて、小さな頃から弟スキルは非常に高いと思うのですワ。
この人すごく波長が合うなと思った女の子、聞いてみたら弟がいる姉タイプだった、ということが過去にも何度もあったり。
聞いてみたら、高橋さんも3歳下の弟さんがいる、とのこと。
非常にナチュラルにやれそうな感じであります。

自分の稽古が終わったあとは、町田彦衛さんと高橋さんの『MOJITO』の稽古を観ます。
まったく肌ざわりのちがった2作品。こちらはほんのり甘く苦い恋のおはなし。
ああ、姉ちゃんこんな顔もするんだ......なんて気持ちで見守りました。若干気持ちわりィですね。

そのあと、台本のブラッシュアップの参考に、と姉と弟のエチュードを。町田さんにもおつきあいいただきながら。これ参考になるのかしら、と思いながら、いろんな姉と弟エピソードをひねりだす。

やあ、なかなか楽しい稽古になりました。
この日の稽古の模様は、MUのブログのほうにもレポートがあがってますね。
アユムくん、マメだなー。


稽古のあとには「ちょっくら呑んでいきません?」ということに。
稽古期間も短いので、互いにいかにコミュニケーションを深めるか、というのが大事だと思うのですよ。
という言い訳で。
呑みたいだけなんすけどね。

アユムくんは来れませんでしたが、3人ともなかなかの酒呑みでなかなかいい年齢なので、なめろうで日本酒などをしっぽりと。
酒の呑みかたがわかってる人たちはイイですね。
気が楽で居心地がよい。

ふぃー。

いい作品になりそうな気配がビンビンであります。
チケットのご予約はこちらまでだよ。


 

WORLD HAPPINESS 2013


普段から夏でも冬でもハーフパンツにリュックサックといういでたちで、たまにひざより下があるものを履いてると「短パンじゃないのも持ってるんだ」と言われるようなわたくし。
そんな格好をしていると「山のぼりとかロックフェスとか行きそうだね」とよく言われるのですが、実はフェスらしいフェスには行ったことがない、丘サーファーならぬ丘フェス野郎なわけですが。家か居酒屋か映画館か。ほぼほぼインドア。

友だちに「みんなでワールドハピネス行かない?」と誘われて、出演アーティストのラインナップを見てみたら、こりゃ行かなくちゃならねえと思ったわけですよ。

夏フェス、デビューの巻。

以前ワールドハピネスに行ったことのある友だちからは「日陰が全然ないから、ホントしっかり対策していかないと、マジで死ぬよ」と言われる。
こちらのサイトを参考にしたりしつつ、いろいろ準備をしていく。
すっかり遠足気分。


IMG_2579.jpg
朝9時に家が近所の仲間たちと待ち合わせをして、電車で向かいます。電車のなかで腹ごしらえでおにぎり食べたり、チョコモナカジャンボ食べたり、写真撮りあったり。
写真は駅でうかれ気味の、メガネ(加瀬沢くん)とでぶ(イニくん)とヒョロ長(山にょ)。
メガネは楽しいのか楽しくないのかわかりにくいんだよね。

いい席を確保するためけっこう早くに行ったのだけど、会場の夢の島公園陸上競技場に着いたらまぁ人人人、人。中に入るまでの行列と、日差しにやられてはやくも汗まみれ。
イニが持ってきた、衣服の上からシュッシュするとものすごいクールダウンするスプレーが大人気。あれ、すごかったな。あれのおかげでかなり乗り切れた感はあるな。

客席はブロックごとに区切られていて、我々6人はBブロック。
配られたレジャーシートを広げ、スペイン語?ポルトガル語?で流れる『おそ松音頭』を聴きながら、昼からビールで乾杯ですよ。

ワッショーイ!


IMG_2587.jpg
まあ、これ楽しいやね。
とにかくハズレのないラインナップなので、トイレに行ったりグッズを見たりしにいくタイミングがわからない。
酒呑みながら、ポテチとかつまみながら、ユルユルとライブを楽しみます。
でもあまりの暑さにやられて、ひとり途中で脱落。あの暑さはたしかに自分も身の危険を感じたよ。
呑んだビールがそのまま汗となって出ていく。
びしょびしょになった太陽の塔Tシャツから、オフィシャルグッズのイヤミTシャツへと着替えます。

夕方くらいにちょっと雲行きが怪しくなってきて、Twitterを見ると世田谷や杉並の友だちが「豪雨きた」「電車とまってる」「雷スゴイ」などというつぶやきをしている。
「こりゃひと雨来るか?」と、慌てて荷物をビニール袋に詰め、iPhoneやカメラをジップロックに入れて、合羽をはおって対策は万全。
突然の雨も野外フェスを楽しむいいアクセントじゃねえか、来るなら来い、とすっかりミーハー気分で盛り上がっていたのですけど、結局雨は来ず。晴れ男のスペックを発動しちゃったか。

どこを切り取ってもウハウハ楽しいライブ。
個人的にとても盛り上がったのは、清水ミチコ×矢野顕子、奥田民生、スチャダラパーですかね。
新生KIRINJIもヨカッタ。
「こんばんは、ケビン・コスナーです」でおなじみ、レキシのおじちゃんはあいかわらずの楽しさ。

そして大トリのスペシャルユニット、Theおそ松くんズの豪華さよ。
曲と曲のあいだには、スネークマンショーの咲坂守(小林克也)と畠山桃内(伊武雅刀)のトークなわけですよ。
なにこの贅沢かげん。
やあ、楽しかったなぁ。
こちらのレポートを見ながら、いまあらためて楽しさをかみしめ直したところ。
ちょっと休憩でひと眠りしてるうちに、けっこう観たかったやつを観逃してたっぽいな......。


とにかくみんな準備がよくて、飲み物や氷やらおつまみには不自由しなかったのですけど、逆に準備よすぎてフェスめしを楽しむのをすっかり忘れてしまったというのがいちばんの反省点。
次回はそれもまた楽しみにいたします。


そんなこんなの初フェスでした。
また行きてえす。

♪おそ松音頭でヨヨイのヨイ!