酒房おさめ


今日は稽古がお休みになったので、はりきって大掃除すっか、とゆうべから思っていたんだよ。
が。
寒うてなっかなか布団から出られないんだよな。8時ころに目がさめたというのに、もごもごしたり二度寝したりで、ようやく布団から退団できたのが12時すぎ。なんだかな。

まずはじめに洗濯機回して干して、あんまり寒かったので風呂に入って身体を溶かす。
そのままの勢いで風呂の掃除。からの、ゴム手袋はめて台所を攻める。
毎年大掃除するたびに、汚れをためこまず、こまめに掃除しようと思うんだよな。
思うんだけどな。

水回り周辺をやっつけたところで、夕方になってしもうた。居間のほうは全然手つかず。
助けに来てください猫村さん。エプロンたて結びで。
♪はァ〜 ツンツルリンのスッテンテン。


夜、友だちのリクエストで急きょ酒房山にょを開く。
45回目、おそらく2012年最後の酒房。

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[ほんじつのお品書き]
□オリーブの浅漬け
□ラスク&シュトーレン
□ザーサイにら玉
□えびせん&コーンチップス
□崎陽軒シウマイ
□アボカドサーモンいくら丼
□みぞれ鍋
□林檎のコンポート

ラスク&シュトーレン、毎度おなじみ実家のパン屋より。
今シーズンイチ押しのこのシュトーレン、あちらこちらで配ったけれど、ほんとに評判よかったな。クリスマス時期じゃなくても食べたい。

崎陽軒シウマイは、先日友だちがおみやげで持って来てくれたもの。
土鍋にザルかませてじわじわ蒸して。
ラップして電子レンジでチンのほうがそりゃ簡単だけど、ひと手間かけて蒸したほうが俄然美味しいと思うんす。

わさび醤油で和えたアボカドとサーモンに、大葉といくら醤油漬けをゴッソリのせたやつ、もういっそ丼にしてしまえ、とばかりに。
これ、もう身もだえるお味。
いくら、美味しかったなぁ(遠い目)。

白菜・豚バラ・豆腐・椎茸&しめじ・ごぼうに、鬼おろしで粗くおろした大根をこれでもかとのっけたみぞれ鍋。
旭ポンズモミポンの、2種のポン酢で楽しむ。
みぞれ鍋、ほんとに美味い。ささがきのごぼうがイイ仕事しはるわァ。


今年に入ってはじめた酒房山にょ。
あそびに来てくれた人と、作ったメニューを手帳に記していたのだけど、ページが足りなくなったので新たにノートを買った。
友だちが「ねえこのノートに似顔絵描いていーい?」と、今日来てくれたみんなの顔を描きはじめた。

超イイね!
似てる!!

お客さんの交流ノートみたいな感じにしちゃったらいいのかもね。
ペンションみたいに。


やあ、今年1年で酒房山にょに来てくれたみなさま。
ほんとにありがとうございました。
軽いきもちでなんとなくはじめたこの酒房山にょ。こんなに楽しいと思わなかったし、45回も開催するとは、という驚き。
いろんな人が来てくれた&いろんな料理出したな。
「こんど遊びに行ってみたい」「また行きたい」と言ってくださる人がたくさんいて、嬉しいかぎりです。
店主の気まぐれ開催ですが、来年もまたチョイチョイ開きますので、ぜひ遊びにいらしてくださいませ。

前掛けしめて、お待ちしております。

 

稽古おさめ→しっぽり忘年会


昼から『撫で撫で』稽古。
ひととおり全部のシーンを当たったので、台本持ちながらザックリと全体を通してやってみる。
まだ稽古はじまって1週間経ってないというのに通してみるってのも珍しい。
最初から台本が全部あるって、イイですね。
フワフワしたものではあったけれど、年明けてからの1ヶ月で詰めていく方向性がなんとなく見えてきたのでしょうか。
やあ。
面白い舞台になりますよ、コレ。
しかし、6人の男性キャストが揃いも揃ってろくでなしばっかりだな、と思う。
あ、役の上でね。

年内最後の稽古になる人が何人かいるということもあり、ちょっと早めに切り上げてみんなで軽く呑みに行きましょう、ということに。
宴会番長として、ちょっと駅周辺のお店を軽く下見しておくか、と稽古場入りする前にブラブラしていたら、なかなかグッとくる感じの大衆酒場を発見。
制作さんがお店を手配してくれていたので、今日は行かずじまいだったけど、あらためて今度行ってみよう。
なかなか美味しそうなカジュアルイタリアンで、みんなで乾杯。
そのあと予定があったので一杯だけしかおつきあいできなかったけれど、また年明けにあらためてゆっくり呑みましょう、ちうことでお先にドロン。



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夜、今年なにかとお世話になったお友だちと、しっぽり忘年会。
都内某所の、こじんまりした感じの居酒屋に連れて行ってもらう。

ここがまァ美味しいの。

メニューのラインナップ見るかぎり、これは間違いなさそうだなという感じ。
はじめて行くお店では、まずはじめにポテトサラダ頼んで、どんなお店か探るのですけど、やっぱり外さなかったね。丁寧。
九州料理が自慢のお店みたいだったので、からしれんこん頼んで芋焼酎、ロックで。
ふぅー。
ぶりかま塩焼きも美味。そしてなにより安い。
馬刺も自慢みたいだけど、残念ながらたどりつかず。

ここはイイお店だな。
店主&ママも気さくで楽しい。

ちょいとここはこっそり行きたいお店なので、ナイショにさせてくださいな。


友だちが「酒房山にょ」のオリジナルはんこを作ってプレゼントしてくれたよ。
フランベしてるんです、下のイラスト。
気がきいてるね。
どしどし捺印していきたいところです。
スタンプカードでも作ろうかしら。ポイントたまったら一品サービス、みたいな。


大事にするですよ。
ありがとうーーー。


 

ウィーウィッ酒房メリ(以下略)


夜、クリスマス酒房山にょ。
しんしんと底冷えするアパートで、火鉢に炭を入れてお客様を待つ。

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[ほんじつのお品書き]
□ビーフジャーキーチップス
□坂角えびせん(おみやげ)
□オリーブ浅漬け
□ツナとパセリのポテトサラダ
□春菊とベーコンのサラダ
□アボカドとサーモンのいくらのせ
□シュトーレン
□ローストビーフ(おみやげ)
□キウイ(おみやげ)
□白菜ときのこと鶏肉のクリーム煮
□林檎のコンポート

春菊とベーコンのサラダは、軽くカリカリになるまで炒めたベーコンをざく切りの春菊の上にのせ、オリーブオイル・醤油・レモン・コショウで味つけ。うまい。生の春菊、超うまい。

いくらの醤油漬けをおみやげで持って来てくれるという友だちがいたので、さいころ状に切ったサーモンとアボカドをわさび醤油で和えて、千切りにした大葉を載せ、その上からガバッといくらを盛ってみた。
酒房山にょでいろんなメニューを作ってはきたけれど、ちょっと歴史に残るひと品になった。
やべえ。
これ白めしにのっけて食べたい。

シュトーレンは、毎度おなじみ実家のパン屋の自信作。ちょうどクリスマスに照準を合わせているからなのか、前に食べたときよりも熟成が進んで美味しくなってたような気が。これ、どんどん熟成がすすむとどうなるんだろ。

腕きき料理人の女将から、朝「差し入れするけど、牛と鶏どっちがいい?」というメールが来まして。
これは......もしや!
前に食べさせてもらって超美味かったローストビーフが食べられるんじゃないか、と思って「牛で!」と返信。
届きましたよ、ローストビーフ。
つけダレにつけ込まれた塊の状態で、ルッコラとマッシュポテトまで一緒に。
まぁ、エロいビジュアル。フォトジェニック。
なんか鰹のたたきを切る感覚で、贅沢にぶ厚くカットしてしまった。あれ、やっぱりもうちょい薄く切るもんだった。
ちなみに鶏をリクエストしていたら、まるまるローストチキンを持ってきてくれるとのことだった。そっちも気になるわー!

キウイ、濃厚ローストビーフのあとにサッパリといい具合。
ひさびさに食べたな。

白菜と鶏肉ときのこのクリーム煮。ささがきのごぼうも冷蔵庫にあったので一緒に入れてみた。うめえ。
クリームシチュー、ひっさしぶりに作ったけど、冬のお味だ。ほっこりするな。

もらいものの林檎がいくつかあって、ひさしぶりに林檎の赤ワイン煮でも作ってみるかな、と思いまして。
赤ワインと水を鍋で煮立たせ、皮をむいてカットした林檎と砂糖・レモン汁・シナモンスティック・クローブを入れて、キッチンペーパーで落としぶたをし、中火で20分ほど煮たら火を止め、あら熱がとれたら容器にうつし、冷蔵庫で冷やしてできあがり。
アイスクリームを添えて、大人のお味。
女子受けするんじゃねえか、という下心まるだしで作りましたよ。ええ。


せっかくクリスマスですし、プレゼント交換会なんてやっちまうかい? ということで、ひとり1,000円前後の予算で用意してきてもらい、あみだくじひいて交換会やりましたよ。
アロマのスプレーいただきました。癒される安眠ラベンダーの香り!
自分は前にいただいて美味しかった、ちりめん山椒とゆず胡椒の瓶詰めを。
30オーバーのイイ大人たちがキャッキャした。
これ楽しいな。
クリスマスじゃないときでもやってもいいんじゃねえか。

いつも酒房をやるときには、まず「来たい!」と言ってくれた友だちを軸にして、そのつながりで「あの人とあの人も知り合いだったんじゃないか」「あの人と会わせてみたら面白そうだ」てなことを考えながらメールを送ったりするのですね。
でも今回はTwitterとFacebookでしか呼びかけず、来たいと声をあげてくれた人だけお招きする、という感じにしてみました。なんとなく。
「24日ヒマですか?」と誘ってみて「彼女とすごすに決まってんだろ!」とかいう感じになるのもアレなので。

けっこうバラバラな顔ぶれになって、どうなることやらと思っていたけど、実際会ってみたら実はこことここ、ずいぶん前からのつながりで5年ぶりに会った、なんて再会があったり、お互い初対面とは思えないほどの相性のイイ感じだったり、と非常に楽しい。

ひとしきり食べて呑んではしゃいで、友だちが働いているカラオケ屋を襲撃に行こう、ということになり。ワッショイしたまま夜は更けていったのでございました。

ハフウ。
ジングルジングル。

 

LINER ACTORS SCHOOL


午後から『撫で撫で』稽古。
いよいよ立って動いて台詞を発す。ひさしぶりだな、芝居の稽古。
演出の仕方によって芝居の作り方はいろいろなのですが、今回のペヤンヌさんの演出はザッとアウトラインを作って、そこから色を重ねながら全体の絵を描いていく、といったかんじ。

けっこう広めの稽古場を借りていて、出番のない人はそれぞれ床に座って他の人の演出を見ているのですが、こないだ稽古初日に下手側に座っていた岩瀬くんが、途中で上手のほうに移動して陣取っていた。
なんでだろう、と思ったけど、途中でナゾがとけた。アイツめ。おれも今度上手側で見てみよう。


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夜、菊川朝子ちゃん作・演出のLINER ACTORS SCHOOL『サンタクロースに逢いたくて...2012』@新高円寺CLUB LINERを観に行ってきましたよ。

音楽に生きるバンドマンが、体の一部である楽器をおろして「演劇」に本気で挑む!!
残されたのは「からだ」と「こえ」のみ!
そこは、「舞台」という名の「戦場」だった...。

体内音楽濃度の濃い役者たちとバンドマンがつくる、全編Xmasソングのゆるゆるミュージカル。
ライブハウスで、お酒を片手に楽しむ。

東京と鳥取を行ったり来たりしながら、その合間にいろんなライブを観に全国各地を飛び回る、エンターテイメントにどん欲な朝子嬢のつくる作品はどんなもんだろう、と思いつつ楽しみに観たのですけど、なるほどね。
朝子嬢のポップな乙女具合が多重構造で見え隠れするような作品でした。
クリスマス、楽しいもんな。
斜にかまえていつもなかなかクリスマスを楽しめない自分ですが、小さいころのワクワク感みたいなのが詰まっておりました。
長靴にお菓子つめこんだアレみたいなかんじで。


♪ウィーウィッシュアメリクリスマス。
♪ジンジンジングルベル。
 


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