こっせつ記念日


夜、酒房山にょ。
なかなか忘年会シーズンやら何やらでみなさんお忙しいようで、予定が合わず行けませんという人が続出。
ま、この師走に当日にお誘いの連絡をする自分が悪いっちゃ悪いんだけどね。
次回はもっと早めにお誘いしよう、と毎度思ってるんだけど、なぁ。


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[ほんじつのお品書き]
□乾きもの2種(ビーフジャーキーチップス&チョコがけ粗切りポテト)
□水菜とアボカドとサーモンのサラダ
□シュトーレン
□にら玉
□ナポリタン
□たっぷりきのこの鶏だんご鍋
□バームクーヘン

乾きもの2種、どちらも友だちが以前手みやげで持ってきてくれたもの。
ビーフジャーキーチップスは、テング印のアイツのコーンチップス。味濃いめで酒がすすむ。

水菜とアボカドとサーモンのサラダはちょいちょい作っていますが、たいがい誰かしら「この上に乗ってる粒々、なに?」と、ケッパーについて尋ねられます。
サーモンと相性ぴったりのケッパーをよく使うのだけど、「薔薇のつぼみのピクルスだよ」と言うとみんなイイ反応するんだ。

さぼうるのナポリタンが大好きだという友だちが来たので、ナポリタン作ってみた。
前に『マンハッタンラブストーリー』というドラマのなかで、喫茶店で出てくるベタなナポリタンを作る場面がよく出てきて、それがすごく美味そうで一時ハマッてた。
玉ねぎ・ベーコン・マッシュルームをケチャップで炒めて、ちょっと柔らかめに茹でたパスタをフライパンに入れ、ピーマンと合わせてまた少し炒め、追加のケチャップと塩コショウで味を整え、さいごにパセリを散らしてできあがり。
粉チーズとタバスコをガバガバふっていただきます。おいすー。

鶏だんご鍋は、鶏むね肉の挽肉と水切りした木綿豆腐を合わせてフワフワの口当たりに。しめじ・舞茸・しいたけと、ささがきしたごぼうを入れ、山っぽい味。きのこは美味いなぁ。


毎度毎度酒房をやっていて、「今日は実家からパンが届いたので、パン中心のラインナップにしよう」とかいうときもあるけど、今日のメニューの和洋中入り乱れた感じはすごかったな。てんでバラバラだ。
んま、美味しかったは美味しかったけど。

「わたしが宝くじ当たったら、山にょにお店持たせてオーナーになる!」と言ってはいるものの、なかなか宝くじを買おうとしない友だちに「年末ジャンボ買った?」と訊いたら「毎日通勤の途中に宝くじ売場ながめてるよ!」とのことでした。なんじゃい。


なんだか今日は朝から左足の古傷がジワジワと疼くな、と思ってふと思い返したら、酔っぱらって車と接触事故を起こし、足の骨を折ったときからちょうど1年が経っていた。
車の運転していた人がすぐに救急車を呼んでくれたり、いくつかの幸運が重なって、今ではもうすっかり回復したのだけど、いろいろな人に心配と迷惑をかけた。

左足の腓骨が折れてしばらくのあいだ外に出歩くのが億劫になったけど、友だちには会いたいし酒も呑みたいので「じゃあみんなに家まで遊びに来てもらったらいいんじゃないか」と思ったのが、酒房山にょを開くようになったひとつのきっかけでした。
これは怪我の功名ってやつか、とも思うのですが。

最後に残った友だちを見送りがてら、事故にあった横断歩道を慎重に渡り、「もうドジはすまいよ」と心に深く刻む。


 

[酒場めぐり]四谷ふく


半年に一度の、勤務先の飲み会。

チョイ悪風のスマートな課長が、われわれ4人のチームを美味しいお店に連れて行ってくれるこの会。
本日は新宿御苑前からちょっと歩いたところにある「四谷ふく」という隠れ家割烹に連れて行っていただきましたよ。ええ。


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[師走の御献立]
先 付  縮み法蓮草浸し
一 品  香箱蟹ほぐし
揚 物  虎河豚唐揚げ まこも茸
お 椀  鱈白子豆腐 京人参 柚子の香り
お造り  河豚 鰤
焼 物  柳かれい酒焼
煮 物  海老芋饅頭(車海老・鴨) 銀杏餡掛
お食事  手打ちざる蕎麦
お食事  金目鯛と下仁田葱の土鍋炊込ご飯 汁
甘 味  紅玉クレームブリュレ 熊本スイートスプリング


まずこの御献立がひとりひとりの席に置いてあったのですが、この文字列眺めてるだけでワナワナと身震いしましたよ。

なんでしょう。

食べてる途中から食べ終わるのが惜しくなるようなひと品ってときどきあるけれど、それがどんどん攻めてくる。
そしてどいつもこいつも酒がすすむこと。
もともとソムリエだったというマスターと、唎酒師の免許を持っている女将さんがやっているだけあって、お酒の種類も豊富に取り揃えている。
12月おすすめの、ふぐのひれ酒をいただく。
ひれ酒って、なんであんなに美味いんでしょうね。

どいつもこいつもホントに美味かったのだけど、土鍋の炊き込みごはんがまた絶品。
お蕎麦が美味しいということなので、コース料理にお蕎麦を追加で頼んだのですが、「ではいかがいたしましょう、炊き込みごはんは半分めしあがって、残った分はおにぎりにしてお持ち帰りになります?」と。すばらしいこのホスピタリティ。

ああ、しあわせだ。
極上の料理、旨い酒、居心地のよい空間、心配りの行き届く女将&別嬪の店員さんと、全方向から隙がない。恐ろしい店......!


しかし毎度毎度、ちょっと自分じゃなかなか行けないような、素敵なお店をナビゲートしてくださる課長。
ああ、こういうお店にスッと連れていけるような大人になりたいよ。

ありがとうございます。
御馳走様でした。
はー。

 

泥船、出航。


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2013年1月30日(水)〜2月3日(日)の、劇団宝船 泥船公演『撫で撫で』@座・高円寺1の稽古がいよいよ始動しました。

今日は昼すぎから顔合わせと台本読み。
高木珠里さん以外はほとんどはじめてお話する方ばかりなので、ソワソワします。
制作部のほうからキャスト・スタッフのみなさんの紹介があり、そのあとさっそく台本読み。
稽古初日に台本が上がっている舞台、じつははじめて。

これ。
ずいぶん面白いことになるんじゃねえですか。
ドロリ、ザラリとした、女たちと男たちの人間ドラマ。

もともと劇団宝船の公演は旗揚げから観ていて、ずっと出たいなぁと思っていたところ今回の舞台のキャストオーディションがありまして。
呼んでいただけることになったときは小躍りしたよ。

脚本の新井友香さんと、演出のペヤンヌさんから、適材適所の顔ぶれが集まったというお言葉をいただく。
台本読んでるだけでも情景が目にうかぶというか。
早く立って稽古したいですね。
台詞覚えなくちゃ。


夕方5時前くらいには終わり、キャストのみなさんに声をかけて親睦会という名の飲み会へ。
制作部と珠里さんのほうから、飲み会番長の任務を任されているのです。わたくし。
時間も早かったので、開いてるお店どこがあるかなと思ったのですが、中華料理屋に入ってワッショイ飲む。
美術打ち合わせの終わった新井さん・ペヤンヌさんたちものちほど合流。
けっこう家が近い人たち、お酒が好きな人たちが集まっているのでとても嬉しい。
これは楽しい座組になりそうですよ。

ずいぶん酔っぱらってイイ調子になって、気分的にはもう23時くらいかと思って時計を見るとまだ21時前。
カラオケに流れてちょっとノドをあっため、まだもうちょっと飲み足りない男たち数名でもう一軒。
終盤の記憶がかなりあやういことになってしもうた。
はー。

これからはじまる稽古と酒の日々。
楽しみではあるけれど気をつけよう。いろいろ。

ぜひみなさん、観にいらしてくださいね。
ご連絡いただければチケットご用意いたしますゆえ。 

 

進化とハピバスデ


日曜日。

友だちが「iPhone4が余ってる知り合いがいるんだけど、山にょさんほしい?」と連絡をくれまして。
私、3年前くらいからiPhone使っているのですが、最初に使っていた3GS(第2世代)を昨年6月くらいに酔っぱらって紛失→iPhone4に乗り換える→2ヶ月後くらいに、旅先のタクシーのなかで紛失→3G(初代)を友だちに借り、SIMカードだけ発行してもらって使っていたのです。

一度4のスピードをちょっとだけ味わってから3Gに替えたもので、あまりのスピードの遅さに辟易。
最近じゃアプリが対応しなくなったり、もともと入っていたアプリも立ち上げようとしてもなかなか立ち上がらなかったり、かなりストレスフルな日々をすごしてた。
iPhone5が出たときにいよいよ替えようかと思ったのだけど、いまの契約がまだ半年くらい残っているので、ひとまず4を譲ってもらって半年乗りきるか、ということに。
ソフトバンクショップに行って、またSIMカード発行してもらって乗り換えました。

まぁ、速い速い。
ビュンビュン動くこと。
亀仙人とこの修行で、ずっと背中に背負った亀の甲羅を外したときの気分。たぶん。

Mちゃん、ありがとう。
またなくさないよう気をつけます。


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夜、酒房山にょ。
[ほんじつのお品書き]
□ラスク2種
□にんじんとツナのサラダ
□ゆで里芋(おみやげ)
□ザーサイの浅漬け(おみやげ)
□シュトーレン
□ちくわピーナッツソース炒め
□水菜とアボカドとサーモンのサラダ
□にら醤油の水餃子
□石倉三郎鍋
□バースデーケーキ

ゆで里芋とザーサイの浅漬け、どちらも駅前のスーパーで買ったもの。ぜんぜん知らなかった。超うまい。

シュトーレンは、うちの実家のパン屋「ソフィー」がいまイチ押ししているもの。
ベーカリー・コンサルタントの方の指導のもと、いろいろ新商品を打ち出しているみたいです。
「シュトーレン好きなんだけど、理想のシュトーレンになかなか当たったことがない」と言っていた、美食家の詩森ろばさんをはじめ、パン好き女子たちが「これは美味しい」と太鼓判押してくれました。うれしいね。
ソフィー、通信販売やったらいいのに。
もし興味がある方いましたら、わたくしまで連絡くださいませ。
クリスマスのパーティーに、おひとつどうぞ。

にら醤油の水餃子、こないだ作って評判よかったもの。
残ったにら醤油を、石倉三郎鍋と合わせてみてもなかなかイイ具合でした。
鍋の〆はラーメンで。

先日お誕生日を迎えた、小料理ねえねのお祝いでバースデーケーキを。
セレクションは女子におまかせして、タカノフルーツパーラー買ってきてもらったよ。
角皿のサイズとケーキがあつらえたかのようにピッタリで笑う。
酒房でお誕生日会を何回か開いてますけど、いいかんじですよ。


電車の時間があやうい人たちは先に帰ったのだけど、「みんなドタバタと急に帰るとさみしくない?」と言って、ねえねがちょっとだけ残ってダラダラしてくれた。
さすが、自宅で小料理屋をときどき開いてる人はわかってらっしゃる。

酒房山にょと小料理ねえね、ちょっと一緒にお店やろうよ、とけっこう本気めのトーンで話をする。
ひとりじゃなかなかできなくても、ねえねと一緒だったらいけそうな気もするよ。
まずは調理師免許を取るところからはじめてみようかね。

 

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