つけそば玉子入り、蒸し鶏ときゅうり


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お気に入りのラーメン屋「栄楽」の店主が亡くなってしまい、お店を閉めてしまったという話を友だちから聞いた。

おじいちゃんと2人の娘さんがきびきびと切り盛りしているお店で、餃子とつけそばが美味しかった。
平日の昼間しか営業していないのでたいがい行列ができているのだけど、どうしても今日は栄楽の玉子入りつけそばが食べたい、という気分のときは炎天下でも雨が降っていても行列に並んだ。
二日酔いの昼さがりに何度お世話になったことか。
その日の麺のゆで具合だったりつけだれの濃さだったり、たまにムラがあるのだけれど、それもまたご愛嬌。
派手さはないけれど、街の人たちに昔から愛されているような名店だった。

それにしても何がショックだったかというと、去年の12月に閉店していたということだ。
もうそんなに行ってなかったのか。
思い出していたら食べたくなっちゃったよ。

ご冥福をお祈りします。
ごちそうさまでした。



なかなかショックが大きくてしばらくボンヤリしてしまったけれど、気持ちを切りかえて夜はBUDOKANへ。

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[今夜のおつまみ]
蒸し鶏ときゅうりの梅肉和え。
今日はソフィーのパンがないので、和っぽいつまみにしてみたよ。
軽く塩もみしたきゅうりと、蒸し鶏を三つ葉、大葉、ミョウガといっしょにざくざくと混ぜ、叩いた梅干し・醤油・ごま油と和えて、ごまを振ってできあがり。
山にょの作る和物のつまみは、基本的に冷や麦やそうめんにのっけたいものばかりだな。薬味大好きだからか。

これをアテに、八海山のロックがクイックイすすみます。
日本酒をロックで、というと「そんな邪道な......」と思われるかもしれませんが、これがなかなかどうして呑みやすくて美味しいんス。もちろん銘柄にもよりますが。
いろんな呑みかたで自由に楽しんだらいいのだ。

BUDOKANの姉妹店、東京DOMEに水曜日に入っているスタッフのツルちゃんが、「味つけはどうやってるの?」「ごま油の加減がちょうどいい」と、今日のつまみを大絶賛してくれた。
お料理上手の呑ん兵衛にほめられるのはうれしいすね。
ちなみにツルちゃんの作るつまみは、おふくろ系の味だとか。
話を聞く限り、相当ていねいな仕事っぷりのおふくろらしいので、こんど食べに行くのです。

今夜の下北沢はなんだか静かで、あまりアップアップすることもなく、ゆっくりお客さんとの会話が楽しめた夜。
早めに店じまいしようかな、なんてほんのり思っていた2時半ころ、友だちが「いまから8人で入れる!?」と飛び込んできてくれた。
そのなかに昔からずっと大好きな、あこがれのあの人たちが。
もう、胸アツよ。
かといってミーハー心をおもてに出すわけにいかないので、ほかの人たちと同じように接客しましたが、内心ウィキウィキだったのす。
あー、10代のころの自分に教えてあげたいよ。
「そんな......ウソだろ?」と言って、信じないだろうけどな。

はー。バーテン、たのし。

 

2億4千万のまめぶ汁


ポカポカ陽気の水曜日。
午後から友だちに誘われ、デザイン「あ」展に行ってきましたよ。
これはまた後日あらためてまとめる、とする。


先日の酒房で『あまちゃん』を追っかけ再生したよ、とツイートしたら、ぼくも私も観たいです、という反応がいくつかあったので、さっそくやりましたよ。
『あまちゃん』上映会@酒房山にょ。
あまにょ。

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[ほんじつのお品書き]
□かつお刺身とおかひじきと三つ葉のサラダ
□和風アボカドトマト
□かんずりラスク
□オリーブ(おみやげ)
□ツナと塩昆布の炊き込みごはん
□まめぶ汁


脂ののったかつおと、おかひじきと三つ葉のそれぞれ異なるシャキシャキ食感がなんとも気持ちよい。おろし生姜・お酢・醤油・ごま油をまぜたタレをかけていただきます。
「これ、そうめんに乗っけたい」との感想。たしかに。

完熟トマトとアボカドを角切りにして、塩昆布と混ぜて、刻んだ大葉をどっさり乗せて、醤油とごま油で。さっぱりしてうまい。
「これもそうめんに乗っけたい」との感想。だな。

ツナと塩昆布のたきこみごはんは、塩昆布のパッケージに書いてあったレシピ。
今日は汁ものを出すので、ごはんものもいっしょに食べたいよね。

ほんじつのメイン、まめぶ汁。
『あまちゃん』でフィーチャーされている、「甘いんだかしょっぱいんだか、おかずなんだかおやつなんだかよくわからねえ味」という、岩手県の郷土料理。
せっかくドラマ見ながらの酒房なんだし、いっちょ作ってみるかとクックパッドのレシピを見ながら挑戦。
くるみと黒砂糖を入れた小麦粉のお団子は、みんなでこねて丸める。
「ぜんぜん上手くできない......」と、なぜだかみんなテンションさがり気味。
昆布と煮干しで出汁をとって、ごぼう、にんじん、しめじ、油揚げ、焼き豆腐などを入れて、醤油と塩で味つけし、団子を入れて煮たらできあがり、と。
団子を作る手間以外は簡単。

せっかくなので、再生中のドラマをいったん止めて、みんなで「せーの」と食べてみました。
みんな何ともビミョーな顔に......なるかと思いきや。

ふつうに美味しい!

根菜のうまみとお出汁がお団子にしみこんで、やさしいお味。
お雑煮のような、けんちん汁のような。れんこんとか鶏肉とかこんにゃくとかも合いそう。その家その家でいろいろアレンジが違うんでしょうね。


1話15分で、いま放送してるところまで全部観るとなると10時間弱くらいか......ということで、とりあえず行けるところまで追っかけようと。
はじめて観る人、まあまあハマってる人、けっこうハマってる人とそれぞれの温度差。
前に観た人も、あらためて観かえすと新しい発見があったり。
「このシーンでアレがナニしてて......」という小ネタを解説したくなったり、その後の展開をうっかり言いそうになるのをのみこんだり、と。
コレはあれだな、はじめての人ははじめての人と、ハマってる人はハマってる人同士で温度差合わせたほうがよいのかもしれんね。上映会ってことにするなら。


10話まで観たところで、さすがにちょっとくたびれてしまったので、気分転換にこないだ録画したとんねるずのみなさんのおかげでした『2億4千万のものまねメドレー選手権』を観る。
またメンツ的にも、お笑いに対してそれぞれのことばを持ってる人たちだったので、非常におもしろい。「設楽さんがスッと入れてくる合いの手の、リズム感覚が気持ちよすぎる」と唸ったり。
もうあの曲、カラオケでふつうに唄えなくなっちゃったよ。


結果、『あまちゃん』主題歌と、『2億4千万の瞳』が頭のなかでぐるぐる流れる夜になりました。
\♪テレッ テッテッテッ テッテ テレレレ/
\♪おーくせんまん! おーくせんまん!/

 


鼎談で猥談


なんとも気持ちよい気候。
昼間っからビールが呑みたくなっちゃって仕方ないよ。
BUDOKANの日だったので、その想いをおつまみにぶつけましたよ。

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[今夜のおつまみ]
エスニックきんぴら。
ごぼうとにんにくと唐辛子とアンチョビで"イタリアンきんぴら"はよく作るけど、ちょっと違う感じにしてみたくなって。
以前友だちの家でごちそうになった、レンコンのナンプラー炒めというのをごちそうになって、それがすこぶる美味しくて、そこからヒントをもらって作ってみました。

ごぼうをささがきに、レンコンは薄切りにして、にんにくひとかけ・輪切りにしたソーセージと一緒にごま油で炒めます。
オイスターソース・ナンプラー・塩こしょうで味つけして、白ごまをまぶし、あら熱がとれたところでざく切りのパクチーをレモン汁といっしょに和えます。

間違いないね。

文字列見てるだけで呑めるワ。
ナンプラー×レモン×パクチー、無敵よね。

きんぴらでめぐる世界の旅。次はどこの国に行きましょうかね。


もともとセクシャルなものを見て見ぬフリをするような、性に対して非常に抑圧された家庭のなかで生まれ育ったもので、なかなか友だちと軽いタッチでワイ談を話したりできないのが、上京したてのころの悩みでありました。
いや、マジで。
今となっては「エロ和尚」と呼ばれたりするくらいになってしまったのですが。抑圧された反動か。
ま、ムッツリすけべがただのすけべになった、てだけですかね。

いつも口を開くたびに、ワイ談ばかり連発する友だちがお店に遊びに来てくれまして。健康的なほがらか美人なのだけど、まぁ言うことがたいがい男子高校生。
それに対してついつい乗っかってしまって、頭がボーッとするくらいのグルーヴが産まれたりするわけですよ。
昼も夜も関係なく。酒があってもなくても。

そんな友だちとまた例によって盛り上がっていたとき。
無意識のうちに、ふと発した発言がド直球の下ネタになってしまったりするような、ときおり神がかったウッカリ下ネタで周囲を炎上させる友だちがまたフラッと呑みに来てくれまして。

ワイ談女王決定戦 in BUDOKAN。
一回戦でいきなり優勝候補が激突した、みたいな感じでした。
はーぁ、しょうもねえ。

夜中になったらなったで、すけべ噺家さんがあそびに来てくれたり。
この店はしょうもねえ奴ばっかりしか来ないのか!
みんな、大好きだ!

はああ。
クッソ楽しかった夜ですよ。

 

酒房山にょッチ


話は3月はじめにさかのぼるのだ。

最近ときどきお手伝いでも入ってる、行きつけの酒場西荻スイッチ"ひき肉の会"をやったときのこと。
「こんど山にょが主催のイベントやろうよ」と提案していただきまして。

自宅でちょこちょこ開催している酒房山にょ。常連さんたちも前々から「行ってみたい」と言ってくださっていたので、じゃあここスイッチをお借りして、みなさん集めていっちょやりましょうかね、ということに。


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昨日のうちにいろいろ仕込みをさせてもらった入江のアニキのおうちに「10時すぎくらいに行きます」と言ったはいいけれど、案の定ゆうべ深酒をしてしまい「おいおい、大丈夫か?」というモーニングコールで起きるという体たらく。
ボヤボヤした頭のまま支度をして、仕込みの続きを。

煮込み料理に火を入れて、買いそびれたものを買って、忘れ物を家に取りにもどって。
ちょこちょこお手伝いをしてくれるみなさんは12時ころにお店に集合してくれるということなので、アニキの車に鍋や食材を積み込んでお店へ。

「カウンターに大皿がゴンゴンと並んでるイメージ」ということで、この日に合わせて常連のヒヤマさんが、カウンターの上に着脱可能な棚を設置してくれました。
ステキ!
超ステキ!
それも、カウンターの数ミリの段差のところにうまいこと削りを入れて、ぴったり噛み合うようにする匠の技。
ヒヤマさん、いつもグズグズに酔っぱらってお店の隅っこで寝ちゃうイメージが強かったので、そのギャップにまた萌えですワ。

そして以前、本だなにつけていた目隠しの布をタンスの奥から引っぱりだしてきて、入り口のところにピンで留めてのれんがわりに。
これがまたあつらえたようにピッタリ。
「酒房山にょ」て文字、誰か書いてー。

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みんなが持ち寄ってくれた大皿に、いろいろ仕込んだ料理を並べ、お客さんたちが集まってくるのを待ちます。
そして13時すぎくらいからいよいよはじまりました、酒房山にょッチ。
乾杯してよーいドン。


[ほんじつのお品書き]
□水菜と塩昆布とツナのサラダ
□イタリアンきんぴら
□いかくんセロきゅう
ソフィーのパンとラスク
□コンビーフポテト
□雷豆腐
□牛すじとトマトときのこの煮込み
□明太子クリームもち
□あわゆきシュトーレン
□ふわふわ卵スープ

なんだかんだで10品出したのか。
いつも酒房やBUDOKAN、出張料理などで作りなれているものを中心に、ちょっとアレンジを加えて。

雷豆腐は入江アニキのリクエストメニュー。さすがはお店のパワフル火力。加減がなかなか難しい。

牛すじとトマトときのこの煮込みは、ちょっと時間をかけて大鍋いっぱいに煮込んだもの。

明太子クリームもちは、ホントどこに出してもすべらない鉄板のひと皿だな、とあらためて思う。

〆で簡単な汁ものが出せたらいいな、と思って出したふわふわ卵スープ。
コンソメスープに、パン粉と粉チーズを混ぜた溶き卵を流し入れ、火がとおったところでざっくりまぜて。お母ちゃん直伝のホッコリするお味。


ぜんぶで何人くらい来たんだろうか。飛び込みで来た人も含めて30人以上来たのかな。
お店のなかだけではおさまりきらず、軒先で飲み物片手に談笑したり。
ホント、天気がよくてホッとした。はじめ雨が降る予報だったから。

ドリンクと洗い物とお勘定はみんなおまかせして、ずっとガス台の前にはりついていたけど、対面のカウンターなのでちゃんと会話も楽しめた。
もともと西荻窪にある「酒房高井」というお店が大好きで、まさにカウンターに大皿が並んでいるイイ雰囲気のお店で、ああいうお店をやりたいな、とずっと昔から思っていたのですね。
「酒房山にょ」という名前は実はそこから拝借したのです。
みなさんのご協力のおかげで、理想どおりの感じでできました。

まァとにかく、楽しかったわけですよ。
ときどきテンパったり、いろいろ反省すべき点とかもありましたけれど。

全員分を満腹にするのはむずかしいだろうと思ってはいたのだけど、ちゃんと皆さん満足してもらえたのかしら。
ひとまず作った分は全部きれいになくなった。
あと、実家のパン屋のパンをいろんな人に美味しい美味しいといって食べてもらえたのが、なんとも嬉しかったのですナ。


あんまり楽しくて、終わってからも興奮さめやらずでなかなか寝付けなかった。
あー、もう。
月イチくらいでやりたいよ!

 

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