仮装童貞

日曜日。

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最近お友だちになった、アンドエンドレス加藤くんの出演している舞台『仮装童貞』@シアターシャインを観に阿佐ヶ谷へ。

妻が亡くなった...借金地獄...妻の葬式も上げてやれない。
萩原 一(はじめ)は途方に暮れていた。
取り立てに追われた一(はじめ)は生命保険をかけて死ぬことで、この地獄から抜け出すことにした。
「死ぬ前に何かやりたいことはないか...」
茶の間のくたびれたテレビから聞き覚えのあるメロディが聞こえる...長寿バラエティ番組『仮装大賞』。
「...これに出たいです」

仮装大賞に出演するまでのハートフルなコメディ。
なるほど、『仮装童貞』ってそういうことか。
欽ちゃんは出てこなかったけど。
いちばんのキモである、仮装大賞の場面はなかなかのみごたえ。アレ、あの座組でそのまま出たらいいんじゃないの?

加藤くんはタッパがあってイカついので、実は人情味あふれるヤクザという役が非常にハマっておったよ。人柄がにじみ出てたな。
そして「劇団なんでやねん」でご一緒したスバルくんは、チャラいホストの役。なんでやねんのときのドジっ子とはまた全然ちがった感じ。ヤーな感じを一手に引き受け全うしてたな。えらい。
スバルとイチャイチャするキャバ嬢役の女の子が、ばっくり胸元出してるもんだから、どうしても見ちゃうよね。

仮装大賞、むかし出たかったな。
バニーガールに漠然とあこがれがあるのは、ここに根っこがあるのかしら、とか思う。
ひさしぶりに見たくなったよ。

 

気になるパイ投げ


トリのマーク(通称)観たあと、夜は目の前BUDOKANへ。
毎週土曜日に入っているカナさんが、来週火曜日のお誕生日にBUDOKANに入りたいということで、今週と交代で入ることになったので。

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[今夜のおつまみ]
こんにゃくと夏野菜の炒め煮。
昨日酒房のときに多めに作っておいたもの。
手で食べやすい大きさにちぎって、さっとゆがいたこんにゃくを、乱切りにした茄子・ピーマン・みょうがといっしょにごま油で炒め、醤油とみりんで味つけ。かつお節をガバッとかけて、白ごまふってできあがり。
甘くてしょっぱい夏の香りは、夏休みに遊びに行ったばあちゃんの家を思い出す味。
これをそうめんの上にごっそりのせて、めんつゆかけて食べるとまたたまんねえのす。
初夏だすねェ。


はじめて入る土曜日。
明け方までいろんな人が来てくれて楽しかったですよ。
舞台終えたばかりの女優さんとか。
下ネタばっかり言ってる酔っぱらいのフランス人とか。
街中でSNSを駆使した鬼ごっこイベントやってる人が、逃走中にこっそり呑みに来て、そのまま鬼につかまって一緒に呑んでったり。

この鬼ごっこをやっている人たちが、「こんどはパイ投げイベントに参加する」という話をしていて、興味シンシンで聞いてみると、どうもこんなイベントらしい。

東京都内の老舗銭湯・月の湯で、チーム対抗パイ投げ大会を開催します!
やってみたかったけど、なかなか普段できないパイ投げ...
ぜひ、友達や恋人、家族と参加して優勝を目指そう!
bondshipオリジナルルールで、大人から子供までどなたでも楽しめます♪
汚れることを気にせず、思いっきりパイを投げを楽しもう!

6.16、チーム対抗パイ投げ大会。
銭湯好きとしてもたまりませんな。
こりゃ、行くでしょ!
パイ、投げるでしょ!

 

トリのマーク(通称)

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☜これで、劇団名。


これがわたしたちの名前です。発音はできません。
どうぞ好きな呼び方で呼んでください

ということなので「トリのマーク(通称)」と呼ばれているのですね。


以前ベターポーヅという劇団に所属をしていたとき、けっこうこのトリのマークと同じ匂いとしてくくられることが多く。どうなんだろう、ちょっと気になるなと思ってはいたけれど、なかなか観る機会がないままだった。
今年のお正月に、詩森ろばさんの新春振袖かるた会に誘われておじゃましたときに、トリのマークのメンバーの原田さんとお知り合いになったので、これはこんどぜひ観に行ってみよう、と。


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で、行ってまいりました。
『湖畔の探偵 全六話』@下北沢ザ・スズナリ。

ギロンと探偵は
その駅に着いてはじめて
乗り換える列車が来るまで
ずいぶん時間のあることに気付きました。

彼らは駅を出て町を歩いてみることにします。

でもあるのは湖だけ。
食堂もお土産物屋も
人家さえありません。
ようやく見つけたボートハウスは
一万年も前のものでした。

と、『第一話』は順当に始まるのですが
『第二話』と『第四話』はからまってしまって
『第三話』が何度も顔を出す間に
『第五話』は行方不明に。
そして『第六話』の運命は...

そんな湖のほとりの町でのおはなし

全六話をぎゅっと詰め込んだ
一時間と少々の公演は
5月25日(土)と26日(日)
下北沢のザ・スズナリという名の劇場で

なるほど、なるほど。
これは独特の空気感ですな。
ほのぼのしてシュール。
ストーリーを追うのがどうでもよくなってくるというか、舞台空間と、醸し出された空気とのたわむれを楽しむ感じ。
これは好きなやつだな。
ベターポーヅと同じ匂いというのもなかなか納得。
そして声のステキなべっぴん女優さんを揃えている、というところにもまた類似性を感じたり。

何度となく来ているザ・スズナリだけど、あんな使い方をしているのをはじめて観た。こんなに広いのか、と思う。
なんだろう、この異空間にまよいこんだ感。


終演後、小劇場でいちばんのベターポーヅファン、クロムモリブデン森下くんに会う。
新春かるた会でも一緒だったのだけど、やっぱりアイツも好きだったか、トリのマーク。

こういう趣味性が強いというか、独特の匂いがする劇団、もっといろいろあってもよいのだ。

 

スットントン


先週のBUDOKANに入ったときに「こんど酒房山にょ行きたい」と言ってくれた友だちがちょうど何人か続いたので、「んじゃやりましょか?」ということに。トントン拍子に話がすすんで気持ちがいい。
トントコトンのスットントン。

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[ほんじつのお品書き]
□マカロニたまごポテトサラダ
□こんにゃくと夏野菜の炒め煮
□イベリコ豚スパムの焼き(おみやげ)
□新たまねぎとトマトとさば缶のサラダ
□燻製オイルサーディン(おみやげ)
□にら醤油の水餃子
□卵スープ

ポテサラは、先日のBUDOKAN用に多めに作ったものの残り。
こんにゃくと夏野菜の炒め煮は、明日のBUDOKAN用に多めに仕込んだものを先出し。
多めに作ると楽しいですよね。

イベリコ豚のスパムと燻製オイルサーディンはおみやげで。
スパムはスライスしてフライパンで焼き目をつけて、黒コショウをごりごり挽いて粒マスタードを添えて。間違いねえ。
オイルサーディンは、燻製してからオイルにつけこんでるので、スモーキーな大人味。これ美味しいな。

新たまねぎのオニオンスライスとざく切りトマトの上に、さば缶を汁ごとガバッとあけて、塩こぶと千切りの大葉をちらして白ごま振って、ぽん酢とごま油をかけて。
あ、オニスラといっしょにざくざく切った三つ葉も混ぜたか。
夏の味っスな。超うめえ。血液サラッサラよ。

にらを細かく刻んで、醤油とお酢とごま油と黒コショウで混ぜたにら醤油。冷凍の餃子を茹でた熱々のところにかけて食べるわけよ。
この万能にら醤油、冷奴にかけたりしてもすこぶる美味しいのね。

餃子を茹でたスープに塩コショウと紹興酒とウェイパー足して、溶き卵を入れたらあら美味しい。ふー。〆のスープはたまらんよ。


今日もまた、職種もタイプもバラバラな人たちの集いであったよ。楽しかったなぁ。
またほめ上手の食べ上手が多かったもんで、すっかり調子にのったよ。
酔っぱらった勢いでカラオケに行っちゃったのですが、ナニ唄ったかよく憶えてねえ!
爆!
爆爆!!

 

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