おるがん選集3


昼から高円寺へ。
高円寺に来たので、徳島中華そばの店JACで昼ごはん。そういえば前に食べたのも風琴工房の芝居観に行ったときだったな。ろばさんも好きだというこのお店。今日も安定の美味さ。
こんどつけ麺も食べてみよー。


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文学を見る、演劇を読む
 
「おるがん選集」は、文学を演劇にする企画です。
これまで、横光利一、永井荷風、太宰治など日本の小説や
カフカ、モーパッサンなど海外文学など、
様々な文学作品を場所とひとに宛て戯曲化して参りました。
三回目となります今回は、
中野と高円寺のあいだの住宅街にひっそりと建つ、
古い平屋の一軒家にて、
第一回にも上演し好評を得た鷺沢萠の「痩せた背中」、
そして、今回の新作となります川上弘美の「物語が、始まる」、
現代作家の作品二編を上演いたします。
どちらの作品も、中央線の走るこの町にふさわしい、
切なく、少しだけ歪んだ恋の物語です。


高円寺と中野のあいだにある古民家で。
二本の短編作品を、客席の向きを変えてちがう角度から観る。
てのひらのうえで丁寧に丁寧に編み込まれた、あたたかく切ないお話。
カラッとしつつも濃密なやりとりに唸る。
唸るよ。
照明や音響もなく、とてもシンプルなだけに伝わってくる出演者の息づかい。
外から聞こえてくる犬のほえる声や、窓からさす日差しも含めて、空間全体がひとつの作品になっておりました。
ずっと観ていたい、居心地のよい空気。
ろばさんが作るベジタリアンごはんがつくステージもあったそうなのだけど、ぜひ食べてみたかったよ。

あと、ろばさんの好みのタイプの女性が、自分のツボとドンピシャなんじゃなかろうか、と思うのだ。
そして喪服の女性に弱いのだ。

 

赤ちゃん泥棒


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所属事務所のハイレグタワーの社長が、先日無事お子さんを出産。
しばらく会っていなかったけれど、ようやく落ち着いて事務所に顔を出すというので会いに行ってまいりました。
もともと肝ッ玉母ちゃんみたいな雰囲気のシャチョーなのですけど、すっかり母親の顔になっていたよ。

生後40日の赤ん坊を見るのもなかなかないもので、非常に緊張しながら抱いてみる。

ちっちぇ!
ふにゃっふにゃ!
ちょう、かわいい!!

ハァン。
赤ちゃんを泥棒したくなる気持ち、わかる。
お宝だよ。

事務所のセンパイがたや、周辺の仲良しのみなさんも赤子詣でに来ていて、かわるがわる抱いたりさわったり。
みんな慣れない手つきであやすなか、2児のパパになる今奈良にいさんのあやし方の安定っぷりよ。
「ああ、信頼しきってるなァ」という感じで、見ているこちらもホッとおちつく。
今奈良さんの場合、なんというか生物としてのスケールのでかさを感じるのね。

かたや伊久磨センパイは「無理無理無理。おっかなくて抱けない」と、どう接したものかわからぬまま「この子が人類を救う可能性は、俺たちの何倍あるんだろうね」等、よくわからないことを言っていた。なんのこっちゃ。
ノリオchanはどんな反応だったのでしょう。

福福エナジー、充填しました。
坊っちゃま、いい子に育ちますように。


夜はまた西荻スイッチのお助けに。
「ハイボールの作り方はもう満点」とお墨付きをいただきました。イェイイェイ。
「今日も西荻スイッチに入るよー」とTweetしていたら、荻窪でちょうど呑んでいたという大学のころからの友だちがフラッと遊びに寄ってくれた。
つぶやいてみるもんですね。
カウンターで隣になった、他の常連さんたちともすっかり意気投合していた。
「今日これで終わっていいよ」と仕事を終えたあと、カウンターに座ってお客さんになって一杯。
かなりひさしぶりに会うもので、互いの近況報告など。
あいつももうすっかりいいパパだ。
話すことは尽きず、まだ呑みたりないので河岸を変えてもう一軒。
さらに「カラオケ行こうぜ」と。
同い年カラオケは熱いね。

はー。
「親になるってすげえよな」と、今さらあらためて思った日でありました。

 

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