もっと男前だった

箱庭円舞曲『もっと美人だった』、公演3日目。

IMG_8778.jpg
今日のマチネは、15周年記念の古川貴義主演舞台『もっと男前だった』の上演。
短編のひとり芝居と、ザンヨウコさん扮する"ザン柳徹子"がMCの「徹子の部屋」、キャストがお題を出してそのムチャ振りに即興芝居で応える「#箱庭円舞曲のタイトルっぽい芝居」となかなかもりだくさんではあるけれど、我々キャスト陣はほんのにぎやかし程度なので気楽な感じで劇場入りして軽く場当たり。

ひとり芝居のパートはキャスト陣も客席で観る。
今回の本編の内容ともリンクする登場人物の人生を、5つの場面に切り取ったもの。
思いがけず、より本編の世界観が深まる手がかりになりました。
役者だけに専念して舞台に出るのは2年ぶりくらい、と言っていたけれど、なかなか嬉々として演じていたよ。


ひとり芝居が終わって、おなじみのあのテーマ曲に合わせてザン柳徹子さんが登場したらもう爆笑。そこからの徹子さんのモノマネのクオリティの高さにうなる。相当仕上がってた、なぁ。おもしろかった。

その後キャスト陣も舞台に呼び込まれてのコーナー。
昨日の日記にも書いた「#箱庭円舞曲のタイトルっぽい」ハッシュタグで集まったタイトルのなかから、事前にそれぞれが好きなものを選んで画用紙に書き、古川氏に指名されたらオープンして、それをテーマに古川氏が即興で演じる、という。
こりゃ相当スリリングだわ、と思いながらも、お題を出すだけの我々は非常にのんきに楽しむ。

やあ、なかなか楽しいイベントでありました。
追加公演でやってもいいんじゃないか。


なんだかフワッとしたテンションのなか、夜公演の準備。
「これで本編のほうがグダグダになったら、古川さんのせいってことでいいよね」なんて冗談を飛ばしてましたが、みんなリラックスしていい感じの舞台になりました。
カーテンコールの拍手が鳴り止まず、すわ、ダブルコールか? と一瞬色めきだったのですが、退館時間の都合もあって残念ながら応えられず。


IMG_8787.jpg
終演後お客さんを交えて、いろいろな感想を聞きながら楽しく呑む。

本編の演出をしながらひとり芝居の準備もしなくちゃいけなかったので、劇場入りしてからもなかなか思うさま酒を楽しめなかった古川氏もようやく解放されて非常に楽しそう。
「今日12時から風知空知でDJやるんだけど、おヒマな方がいたら遊びに来てください」と言い出したので、そりゃ行かざるをえないでしょ、ということに。
終電くらいまでちょっと、のつもりが、アッパーなJ-POPに一同躍らされ、まんまと電車を逃して結局2時半くらいまで。

ダンスフロアの華やかな光のなか、イージードゥーダンスでヤーヤーヤーでした。
楽しかったけど、これ、明日マチネとソワレを控えてる役者たちがやったらダメなやつだよね。
普通だったら演出家に怒られるやつだよね。
正直どうかしてると思うよ、古川くん。


ふー。
明日からの後半戦も楽しんでいきましょ。


おかげさまでチケットの残りが少なくなってきたようでして。
今後なかなか取りづらくなるかもしれませんが、なんとか確保するよう務めますので、是非ご連絡くださいませ。
お待ちしてまーす!!

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2015年11月 6日 22:43)