詠み人しらず

月曜日、友だちのリクエストで酒房山にょを開宴。
比較的水曜日に開催することが多いのだけれど、スケジュールが空いていれば別の曜日に開催もするのですよ。
火曜と金曜はバーテン業務になりがちなのでちょっと難しいですが、タイミングが合わなくてなかなか行けない、という人は「◯日は空いてる?」などとリクエストもOKなのです。
そして成人の日で祝日だったので、いつもより早めの17時からの開催にしてみました。ゆったり楽しむ。


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[今夜のおつまみ]
□春菊とベーコンのポテトサラダ
□さきいか
□新生姜&塩らっきょ
□鳥皮と油揚げのおろしポンズ
□ドライフルーツ入りクリームチーズ
□ちくわとピーナッツのソース炒め
□アボカドまぐろ納豆
□しょうがごはん
□キムチチゲ
□シュトレン&りんご

ポテトサラダはBUDOKANでも出したもの。
このポテサラを入れてる取っ手のついたアルミの器、マッコリを盛る用のものらしいです。
以前友だちの家に遊びに行ったときに使っていて、コレいいなぁと思っていたのですが、帰省したとき地元のアウトドアショップで見つけて購入。軽くていいんですワ。なるほど山に持っていくのとか良さそうですね。

家の近くに、鳥皮を安く売っているスーパーを発見したので即仕入れ。
鍋にお湯を湧かしてねぎ・しょうが・にんにくとお酒を入れ、鳥皮としめじを軽く下ゆで。
フライパンで軽く焼いた油揚げと、鳥皮としめじ、粗くおろした大根といっしょに和え、かんずりとポンズで味つけ。

鳥皮のゆで汁にうまみが出ているので、塩少々を加えてごはんを炊き、炊きあがったら千切りにした生姜と白ごまを混ぜてもうひと品。

そしてごはんの研ぎ汁と、少し残った鳥皮のゆで汁はキムチチゲに。無駄がないのは良いね。
あさりとタラ、豚ばらの旨味が詰まったキムチチゲは冬に最高ですな。
残ったチゲは、翌日にうどんと生卵を落としてまた二回戦。


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酒房でたまにやる「詠み人しらず」という簡単なゲームがありまして。
メモ用紙とペンをひとり1枚/1本ずつくばり、紙にひとり1文字ずつひらがなを書いてとなりの人に回し、五七五七七の川柳を完成させていく、という。
最後自分のところで完成した句を、それらしき解説をしながら詠む、というなんとも雅なあそび。
今夜の句会の作品はこんなかんじ。

・さざなみに うそでとめらる ここまでぞ
・ひとのまね となりがあると いきにたり
・くりくりの めとめをかませ いかがする
・ごみのゆめ そまりにゆけば ずるりんぱ
・めをみさき はとばにきたし こえをきけ
・おにいさん すきよといえず おなはいく
・みんなから きすまとがさに ほしのるい
・ふしぶしの いたみにきくが ははなかず

前の人の流れを受けてことばを作ろうとするけれど、トリッキーな人が方向を変えたり、それが結果的にいい句になったり。
「ほしのるい、て誰よww」「AV女優ぽいね」とか。
詠んだあとの品評会がまた楽しいのです。

紙とペンがあれば簡単に楽しめるので、みなさんもぜひお試しあれ。

 
YAMAZAKI Kazuyuki (2016年1月11日 23:00)