できるのか上演。そういう企画です。

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その名のとおり、今作の通し稽古をお客さまに観ていただこう、という試み。いわゆる「ワークインプログレス」というヤツですね。
そして、その通し稽古のあとのダメ出しと修正までも舞台上でやる、という。ブルドッキングヘッドロックの演出や稽古がどんなことになっているのか、を覗き見できるまたとない機会、というわけ。それも、1,200円というお手頃価格にワンドリンクまでついて。

と、お客さま目線だといい企画だなぁと思うのですが、出演者としてはなかなかハードな試みで。元々どの舞台でも、はじめての通し稽古というのは緊張してしまうものですが、果たしてどうなっちまうんだよというのが正直なきもちでした。
まぁ、実際かなりフワッフワした感じの通し稽古ではあったのですけど。

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終演後にちょっと一杯呑んで帰ろう、ということになり。男梅サワー呑みながら話してたのですが、本番まであと2週間弱くらいの時期に通し稽古をやって、お客さまの生の反応を手ごたえとして感じられるというのは非常にありがたいことだなぁ、と。
あ、ここで笑いが起きるんだ、とか。
こっち向いて芝居してるとお客さん観にくそうだな、とか。

今回の公演へのお誘いをいただいたとき「俳優としての喜安さんとご一緒できる」というのもひとつの大きな魅力であったのですが、やはりおもしろいな、喜安さん。数年前に三鷹で拝見した『おい、キミ失格!』のときのデタラメっぷりが強烈で。
今はまだ演出家モード全開なのですが、本番に入って俳優モードに切り替わるときが楽しみだな、と思う今日の通し稽古でした。

さて、明日もまたもう1ステージの公開通し稽古。
当日券もあるそうなので、もしご興味ある方はフラッとおいでませ。
12時から「その38/遮光婦人」。
15時から「その41/やさしい男」。
18時から「その25/雪ロード埋没」。


そして津留崎さんが教えてくれた「カレーの店ヨッチ」に行こうと思います。
ハムカツカレーに目玉焼きをトッピングしてやろうと思います。
 
YAMAZAKI Kazuyuki (2017年4月 4日 21:56)