さよなら宇田川町 朗読作品集「手」
「さよなら宇田川町」が、戻ってきた。
泉光典さんが中心となり、同じ事務所の仲間たちといっしょに、2018年の春に舞台をやろうということで立ち上げたユニット。
この新型コロナウィルス影響下の日々のなか、なにかリモートでもできる作品づくりはないかということで、泉さんが動きはじめたのが5月はじめくらいのことだったか。
いっしょに舞台を作った河西裕介さん(Straw&Berry)に脚本と演出を依頼して、書き下ろしの作品を朗読するという企画に、ハマカワフミエさん・葛堂里奈さん(ブルドッキングヘッドロック)という素敵な顔ぶれが参加。ZOOMやLINEを活用しながらオンラインで稽古をくりかえし、iPhoneで録音→整音をしてもらい、泉さんが撮影した写真とあわせて編集。「これ、普通に芝居の稽古やるのといっしょだね」と、なかなかシビれる日々でした。
手のひらのうえにそっと載せ、優しいあたたかみを感じたくなるような作品に仕上がりました。どうぞご覧くださいませ。
そしてこの企画はまた続いてゆきます。よろしければYouTube「さよなら宇田川町」チャンネル登録くださいませ。
▽
さよなら宇田川町 朗読作品集「手」
[作・演出]河西 裕介(Straw&Berry)
[声の出演]
ハマカワ フミエ
/葛堂 里奈/
山崎 カズユキ/
泉 光典
[整音]
高橋 玄
[写真・編集・企画]
泉 光典
[協力]
フォセット・コンシェルジュ/
バウムアンドクーヘン/
ブルドッキングヘッドロック/
エコーズ
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歌ってみました「銀河鉄道999」
役者仲間であり、西荻窪に住んでいたころにたまに呑んでは「ちょっとノドあっためて帰ろうか」とカラオケに行っていた横塚真之介くんが、SNSでこんな呼びかけをしていた。
最近、公演やイベント中止とか、自粛とかで、役者界隈も世間も心がざらざらしてるなぁと日々感じております。
なにかネットを使って、ファンの方も演者もみんなが元気になれることはないかと考えました。
そこで、役者や表現に関わる人たちが1フレーズづつ歌った動画をYouTube(もしくはほかの媒体)で配信しましょう!という企画です。
参加していただける方は、歌いたい歌詞のパートをスマホなどで撮影して、ぼくに送ってください。
こちらで編集して1本の動画にします。
なかなか楽しそうな試みじゃない?
と思っていたら、横塚くんから「山崎くん、いっしょにやろうよ」とお誘いをいただいて。
そりゃ、やるっしょ。
そしてこんな感じの動画が仕上がりました。
歌ってくれた人ひとたち(出てくる順)
・野口かおる
・橘花梨
・高橋未希
・新田祐里子
・野良のりオ
・中道裕子
・横田恵美
・山本深愛
・A.ロックマン(シャカ大熊)
・岡村まきすけ
・金崎敬江
・岩島もも
・小林由梨
・イチキ游子
・藤浦功一
・中谷弥生
・コロ
・コアラ小嵐
・ジャッキーちゃん
・出月勝彦
・山崎カズユキ
楽曲:ソルトさん
mix:佐藤こうじ(Sugar Sound)
しかしマァ、ずいぶんカラフルな顔ぶれが集まったもんだね。
やっぱりこう、連日外にも出られず友だちにも会えず、劇場での公演も軒並み中止せざるを得ない・映画館も閉館しているようなこの状況下で、みんなフラストレーションたまってるんですよ。
いたしかたないこととはいえ。
そんな中、少しでも明るいきもちになれればいいなと。
また心置きなくカラオケで歌える日を心待ちにしつつ、粛々とたたかっていきたいと思うのです。
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役者仲間であり、西荻窪に住んでいたころにたまに呑んでは「ちょっとノドあっためて帰ろうか」とカラオケに行っていた横塚真之介くんが、SNSでこんな呼びかけをしていた。
最近、公演やイベント中止とか、自粛とかで、役者界隈も世間も心がざらざらしてるなぁと日々感じております。
なにかネットを使って、ファンの方も演者もみんなが元気になれることはないかと考えました。
そこで、役者や表現に関わる人たちが1フレーズづつ歌った動画をYouTube(もしくはほかの媒体)で配信しましょう!という企画です。
参加していただける方は、歌いたい歌詞のパートをスマホなどで撮影して、ぼくに送ってください。
こちらで編集して1本の動画にします。
なかなか楽しそうな試みじゃない?
と思っていたら、横塚くんから「山崎くん、いっしょにやろうよ」とお誘いをいただいて。
そりゃ、やるっしょ。
そしてこんな感じの動画が仕上がりました。
歌ってくれた人ひとたち(出てくる順)
・野口かおる
・橘花梨
・高橋未希
・新田祐里子
・野良のりオ
・中道裕子
・横田恵美
・山本深愛
・A.ロックマン(シャカ大熊)
・岡村まきすけ
・金崎敬江
・岩島もも
・小林由梨
・イチキ游子
・藤浦功一
・中谷弥生
・コロ
・コアラ小嵐
・ジャッキーちゃん
・出月勝彦
・山崎カズユキ
楽曲:ソルトさん
mix:佐藤こうじ(Sugar Sound)
しかしマァ、ずいぶんカラフルな顔ぶれが集まったもんだね。
やっぱりこう、連日外にも出られず友だちにも会えず、劇場での公演も軒並み中止せざるを得ない・映画館も閉館しているようなこの状況下で、みんなフラストレーションたまってるんですよ。
いたしかたないこととはいえ。
そんな中、少しでも明るいきもちになれればいいなと。
また心置きなくカラオケで歌える日を心待ちにしつつ、粛々とたたかっていきたいと思うのです。
やさしい男
ひさしぶりの日記更新。
というのも、4月のはじめに、この6年くらいずっと使っていたMacbookの動きが急に重くなったと思ったら、変なエラーメッセージが出たままとうとう起動しなくなってしまった。
詳しい友だちにエラー画面を見せたら、データはなんとか取り出せるかもしれないけど、HDDはもう寿命じゃないか、と。
まぁ、たしかにもうずいぶん使い込んだからな。
とはいえ新しいのをポンと買えるほどの余裕は今なくて、Windowsマシンを貸してもらえたので、ようやくいま慣れないパソコンでこうして日記を書いております。
ブルドッキングヘッドロック Extra Number『コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について~』全日程が終了しました。
1時間前後の中編作品を3チームに分かれて上演したのですが、その41『やさしい男』は、40歳もすぎたいいおじさんたちが大人げなくはしゃぐお芝居でした。
まぁ、楽しかったことよ。
今回の役どころとしては、大学時代の仲間と再会したよろこびでテンションあがって、招かれたロッジで全然空気を読まずにはしゃいじゃうのんき大将、みたいな感じでして。
スケベな人や変態、腹黒い人のポジションを振られると喜々として演じてしまう性質なので、今回うまくできるのかな、という不安も若干あったのですけど、思った以上に素の自分に近かったみたいで。
「山崎くんのまんまだったね」と、観に来た友だちに言われて、それは褒めことばなのかどうなのかと疑問を感じたものでした。
ほんとにのびのびと楽しませてもらえたのは、喜安さん・永井さん・篠原さんの3人の互いの呼吸がわかっている信頼と、先陣を切ってふざけてくれる森戸さんの安定感のおかげでしょう。
もう、みんなデタラメ。
デタラメであることに対して真面目。
いい大人なんだけど、なんだかちょっとダメという共通点がありつつも、それぞれに違った方向性の5人のバランスがとてもよかったんじゃないでしょうか。
また、創作の過程で相当苦しんだらしいのだけど、最後まで心折れずに昇華させて、結果的に今回の「建設と解体」というテーマをいちばん体現していた、その38『遮光婦人』。あれだけ個性的なキャラクターが集まってたらそりゃ渋滞もするだろうよ。
初日の舞台を客席から観たとき、みずみずしい感性で舞台を楽しむさまがほほえましくもありつつ、「ヤベエ......20代チーム、みんな芝居がうまいぞ......」とワナワナ危機感にふるえさせられた、その25『雪ロード埋没』。
いずれもちがったカラーと味わいの3作品になったと思います。
一般のお客さんとして、通しで3作品を客席で観たかったよ。
あと、幕間の舞台の転換のときに、今回出演していないメンバーの深澤さんと寺井くんが、喜安さんに「私たちも108の構想、考えたンです」とプレゼンをする、声のミニドラマがまたおもしろかったです。
千穐楽の日は2バージョン。客席がすごく沸いてて、そのあと出にくいぜと思いましたよマジで。
思いのほか転換がスムーズに終わってしまったので、3分くらい録音したなかの一部しか流れなかったのだけど。
あれ、現場ブログのほうでフルバージョン公開しないかな。
そして。
作品が出来上がるまでの過程をすべてつまびらかにしていこうという企画のため、この2ヶ月に渡っていろんなイベントが開催されました。
公開脚本開発会議(略して4K)『ブループリント~設計図~』。
劇場まで待てない!公開通し稽古『下見』。
建設現場最前線、ゲネプロ公開『108内覧会』。
現場じゃ言えないこともある...。ネタバレ飲み会『乾杯』。
千秋楽の翌日も?!アフターイベント『108の、反省と展望』。
間近で見ていて、ブルドッキングヘッドロックはお客さんとの距離の近さをすごく大切にしていて、コール&レスポンスのあたたかさが素敵だなということを感じたのでした。
公開通し稽古を見たお客さんの感想を聞いて、もっと台本のこの部分はわかりやすく書き直したほうがいいんじゃないか、と作品に反映させたり。
ネタバレ飲み会のときには自分もお客さんと少しお話をさせてもらって、非常に面白い感想やご意見が聞けたり。
まず、終演後の物販コーナーにあんなに行列ができるのも、小劇場界隈でははじめて見た。
今後の反省と展望のときに話に出た、「はなまる子の動物探偵ものをシリーズ化したい」というのが実現するとよいな、と切に願うのでした。
桜木・品沢・大滝の3人の並びが、ドロンジョ・トンズラー・ボヤッキーみたいなところもまた好きなんです。
いろいろ楽しいことになりそうだな、と予感はしていたのですけど、それをはるかに上回る楽しさでした。
劇団員のみなさんは、いろいろ役割分担して小道具係や衣装係、装置のタタキなどで陰に日向にこまやかな気配りでサポートしてくれて、本当にありがたかったです。
いっしょに作品を作ってくれた共演者・スタッフのみなさま。
観にきてくださったお客さま。
ありがとうございました。
またいつかご一緒できる日を楽しみにしております。
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というのも、4月のはじめに、この6年くらいずっと使っていたMacbookの動きが急に重くなったと思ったら、変なエラーメッセージが出たままとうとう起動しなくなってしまった。
詳しい友だちにエラー画面を見せたら、データはなんとか取り出せるかもしれないけど、HDDはもう寿命じゃないか、と。
まぁ、たしかにもうずいぶん使い込んだからな。
とはいえ新しいのをポンと買えるほどの余裕は今なくて、Windowsマシンを貸してもらえたので、ようやくいま慣れないパソコンでこうして日記を書いております。
ブルドッキングヘッドロック Extra Number『コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について~』全日程が終了しました。
1時間前後の中編作品を3チームに分かれて上演したのですが、その41『やさしい男』は、40歳もすぎたいいおじさんたちが大人げなくはしゃぐお芝居でした。
まぁ、楽しかったことよ。
今回の役どころとしては、大学時代の仲間と再会したよろこびでテンションあがって、招かれたロッジで全然空気を読まずにはしゃいじゃうのんき大将、みたいな感じでして。
スケベな人や変態、腹黒い人のポジションを振られると喜々として演じてしまう性質なので、今回うまくできるのかな、という不安も若干あったのですけど、思った以上に素の自分に近かったみたいで。
「山崎くんのまんまだったね」と、観に来た友だちに言われて、それは褒めことばなのかどうなのかと疑問を感じたものでした。
ほんとにのびのびと楽しませてもらえたのは、喜安さん・永井さん・篠原さんの3人の互いの呼吸がわかっている信頼と、先陣を切ってふざけてくれる森戸さんの安定感のおかげでしょう。
もう、みんなデタラメ。
デタラメであることに対して真面目。
いい大人なんだけど、なんだかちょっとダメという共通点がありつつも、それぞれに違った方向性の5人のバランスがとてもよかったんじゃないでしょうか。
また、創作の過程で相当苦しんだらしいのだけど、最後まで心折れずに昇華させて、結果的に今回の「建設と解体」というテーマをいちばん体現していた、その38『遮光婦人』。
初日の舞台を客席から観たとき、みずみずしい感性で舞台を楽しむさまがほほえましくもありつつ、「ヤベエ......20代チーム、みんな芝居がうまいぞ......」とワナワナ危機感にふるえさせられた、その25『雪ロード埋没』。
いずれもちがったカラーと味わいの3作品になったと思います。
一般のお客さんとして、通しで3作品を客席で観たかったよ。
あと、幕間の舞台の転換のときに、今回出演していないメンバーの深澤さんと寺井くんが、喜安さんに「私たちも108の構想、考えたンです」とプレゼンをする、声のミニドラマがまたおもしろかったです。
千穐楽の日は2バージョン。客席がすごく沸いてて、そのあと出にくいぜと思いましたよマジで。
思いのほか転換がスムーズに終わってしまったので、3分くらい録音したなかの一部しか流れなかったのだけど。
あれ、現場ブログのほうでフルバージョン公開しないかな。
そして。
作品が出来上がるまでの過程をすべてつまびらかにしていこうという企画のため、この2ヶ月に渡っていろんなイベントが開催されました。
公開脚本開発会議(略して4K)『ブループリント~設計図~』。
劇場まで待てない!公開通し稽古『下見』。
建設現場最前線、ゲネプロ公開『108内覧会』。
現場じゃ言えないこともある...。ネタバレ飲み会『乾杯』。
千秋楽の翌日も?!アフターイベント『108の、反省と展望』。
間近で見ていて、ブルドッキングヘッドロックはお客さんとの距離の近さをすごく大切にしていて、コール&レスポンスのあたたかさが素敵だなということを感じたのでした。
公開通し稽古を見たお客さんの感想を聞いて、もっと台本のこの部分はわかりやすく書き直したほうがいいんじゃないか、と作品に反映させたり。
ネタバレ飲み会のときには自分もお客さんと少しお話をさせてもらって、非常に面白い感想やご意見が聞けたり。
まず、終演後の物販コーナーにあんなに行列ができるのも、小劇場界隈でははじめて見た。
今後の反省と展望のときに話に出た、「はなまる子の動物探偵ものをシリーズ化したい」というのが実現するとよいな、と切に願うのでした。
桜木・品沢・大滝の3人の並びが、ドロンジョ・トンズラー・ボヤッキーみたいなところもまた好きなんです。
いろいろ楽しいことになりそうだな、と予感はしていたのですけど、それをはるかに上回る楽しさでした。
劇団員のみなさんは、いろいろ役割分担して小道具係や衣装係、装置のタタキなどで陰に日向にこまやかな気配りでサポートしてくれて、本当にありがたかったです。
観にきてくださったお客さま。
ありがとうございました。
またいつかご一緒できる日を楽しみにしております。
できるのか上演。そういう企画です。
ブルドッキングヘッドロック『コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション〜108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について〜』の、公開通し稽古『下見』が開催されました。その名のとおり、今作の通し稽古をお客さまに観ていただこう、という試み。いわゆる「ワークインプログレス」というヤツですね。そして、その通し稽古のあとのダメ出しと修正までも舞台上でやる、という。ブルドッキングヘッドロックの演出や稽古がどんなことになっているのか、を覗き見できるまたとない機会、というわけ。それも、1,200円というお手頃価格にワンドリンクまでついて。
と、お客さま目線だといい企画だなぁと思うのですが、出演者としてはなかなかハードな試みで。元々どの舞台でも、はじめての通し稽古というのは緊張してしまうものですが、果たしてどうなっちまうんだよというのが正直なきもちでした。まぁ、実際かなりフワッフワした感じの通し稽古ではあったのですけど。
終演後にちょっと一杯呑んで帰ろう、ということになり。男梅サワー呑みながら話してたのですが、本番まであと2週間弱くらいの時期に通し稽古をやって、お客さまの生の反応を手ごたえとして感じられるというのは非常にありがたいことだなぁ、と。あ、ここで笑いが起きるんだ、とか。こっち向いて芝居してるとお客さん観にくそうだな、とか。
今回の公演へのお誘いをいただいたとき「俳優としての喜安さんとご一緒できる」というのもひとつの大きな魅力であったのですが、やはりおもしろいな、喜安さん。数年前に三鷹で拝見した『おい、キミ失格!』のときのデタラメっぷりが強烈で。今はまだ演出家モード全開なのですが、本番に入って俳優モードに切り替わるときが楽しみだな、と思う今日の通し稽古でした。
さて、明日もまたもう1ステージの公開通し稽古。当日券もあるそうなので、もしご興味ある方はフラッとおいでませ。12時から「その38/遮光婦人」。15時から「その41/やさしい男」。18時から「その25/雪ロード埋没」。
そして津留崎さんが教えてくれた「カレーの店ヨッチ」に行こうと思います。ハムカツカレーに目玉焼きをトッピングしてやろうと思います。
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Calender
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