雨のち、奇跡。


5泊6日の空飛ぶ猫の旅もいよいよファイナル。
もういいよ......という声は聞こえないことにいたしますので、あとちょっとだけおつきあいくださいな。


昨日ダラダラした宴の席で呑みながら「最終日の昼めしをどうしようか」という会議に。
「チェックアウトしたあとお昼に回転寿司に行きたい」派と「朝の市場に行って海鮮丼を食べたい」派の二つに別れて、「なんならどっちも食べたい」派の自分はとりあえず朝の市場から攻めることに。
朝8時半に目覚ましをセットして、布団にもぐったのが4時ころ。
お、起きれねえよ......。
「そろそろ行くよー」と朝から元気な慎一郎にいさんに「自分ムリっす、もうちょっと寝るっす」と言いたい気持ちをなんとかこらえて起きて身支度を。


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がんばって起きた「市場攻める組」は、慎一郎・吹原・佐々木&嫁ちゃん・山崎の5名。
二日酔いと寝不足で完全に頭ボーッとしてましたけれど、二条市場まで歩いていろいろのぞいてみたらテンションあがりますね。
おみやげの物色も兼ねて、店先のいくらを試食したり。

そしてお店の人にオススメの海鮮丼を聞くと「うちの店から紹介された、て言えばなんかサービスしてくれるよ」という「大磯」をのぞいてみる。
店先でその旨を伝えると「んじゃみそ汁をカニ汁にしましょうか」ということだったので即決。

ウニも食いたい、あえて刺身じゃなくてホッケとかも気になる、とメニュー見ながら相当悩んだのですが、結局自分はいくら・サーモン・まぐろ中落ちの三色丼に。
まぁ、なんともフォトジェニックな丼に心射抜かれ。
食べたら食べたでノックアウト。
ひと口ひと口、じっくり味わって堪能いたしました。北の海の幸、たまらんワ。

冷凍の鮭ハラスやさきいかなどをホクホク顔で購入して、ホテルに戻ったらチェックアウトまでちょっとだけ時間があったので、荷物まとめてチョイ寝。
その後の行動をホテルのロビーで打ち合わせ。

札幌ドームの裏側をいろいろ見せてもらえるツアーがあるらしく、しかも空港行きのシャトルバスも出ているというので、みんなでドームに行ってから空港に行こう、ということに。
その前に回転寿司に行くチームと、時間をつぶすチームに別れて一旦解散。
旅で胃袋がおかしなことになってるとはいえ、さすがに寿司は入らなかったので、ひとりスーパー銭湯的なところに行ってひとっ風呂浴びてまいりました。ふー、ゆるんだ。


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サウナでボヘーッとしてる間に、待ち合わせ時間がちょっと早まってるのに気がつかず、あわてて札幌ドームに向かう。
その途中、みんなとは別れて釧路の実家に行く福地くんと一旦お別れ。
ま、また近いうちに会うことでしょう。
そして先に札幌ドームに向かった組になんとか追いついて、見学ツアーの時間にギリギリすべりこむ。

野球大好きの渡辺・吹原は非常にテンション上がってキャッキャしていました。
あまりピンとこない自分は楽しめるのかなー、なんて思っていたけど、でかいドームのめったに入れないところを探索できるのは非常にたのしいですね。
キャッキャしてる様を見るのもまた。


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ひとしきり楽しんだあと、ドームを出たらあいにくの雨もよう。
けれどドームから駅まで歩いている道すがら、ふと見ると雨があがって虹がかかっていました。

今回の舞台『I LOVE LIFE』は、天気に運命を翻弄される人たちのものがたりだったのですが、ラストシーンでは台風が去って舞台上に7色のビニール傘で虹がかかる、という演出が。
東京公演の千穐楽はメガ台風が接近して、打ち上げのときが大荒れの空模様で「お芝居とこんなにシンクロしなくていいのに」なんて言ったりしてたのですが。
ここ札幌の旅の終わりにきて、空に虹がかかるというまさかのミラクル。

雨のち、奇跡。

整っちゃったね。
なんだよ、どこまでおしゃれ劇団だよ。


旭川の実家に行く佐々木くん夫妻と、もう一泊札幌に残る西永くんとは駅で別れて、空港行きのバスに。爆睡してるうちに到着。
フライトの時間までまだしばらくあったので、空港内をぶらぶら散策。
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旅の〆は「Lavi」というスープカレー専門店で、ヤゲンナンコツと野菜のごろごろ入ったスープカレーを。
トマトの味が際立った濃厚スープカレー。ナンコツの食感がいいですね。
そしてやたらと店員さんがみんな揃ってカワイイ。なんだありゃ。


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いろいろおみやげ買い込んで、飛行機に乗り込む。
札幌、ホント楽しかったな。
とにかくいろいろ食べたけど、食べたかったけど食べそびれたもの、もう一度食べたいものがたくさんだ。
また来るよ。

帰りの飛行機は、隣の西くんといろいろ話ながら。
稽古場や本番中、旅のあいだもいろいろな雑務を引き受けつつ、細やかに気を配ってくれて大変助かりました。
何より、稽古帰りに呑みたそうにしていると「山にょさん、行きます?」と声をかけてくれるんだ。

そして成田空港に到着し、電車で帰る人、バスで帰る人、お迎えが来てる人とそれぞれ別れて解散。
吉祥寺行きのバスにひとり乗って、写真を見ながら旅の思いでに浸って帰る。



9月13日の稽古初日からはじまった、この空飛ぶ猫☆魂 #3『I LOVE LIFE』。

はじめましての人たちばかり、西永くんの作品を観たこともないまま参加と、いろいろ不安もあったのですけれど、フタを開けてみたらとってもすばらしい座組でした。
いろいろ刺激も受けつつ、無駄に肩の力を入れることなく集中できた感がすごくあった。
お芝居ってたのしいな、とまたあらためて実感することばかりで。

ちょっとお芝居を続けていくことに関して自信を失ったり、モヤモヤしていた時期があったので、この作品のおかげで非常に救われたところがあったのです。実は。

みなさん、本当にどうもありがとう。


空飛ぶゥ〜?
\猫☆魂!!/

 



札幌ボーナスステージ〜後編〜

【前回のあらすじ】
札幌公演を終え、あとは遊んで帰るだけの北海道5日目。
ハンバーグカレーで腹ぱっつんぱっつんになったあと、珍スポット・ノースサファリでおおいにはしゃいだ空飛ぶ猫の旅一団。
ふたたびレンタカーに乗り込み、向かった先は......。


もう北海道から戻ってきてずいぶん経ち、ハロウィンも終わってBBQやったり運動会やったり、気づけばもうすぐ11月も半ばですよ。サクサクッとまとめますねー。


昨日までは比較的あたたかかったけれど、ノースサファリにいるあたりからちょっと雨がパラついたりして冷え込んできて、寒い寒いと言いながらホッカイロ貼ったり。
でも、札幌こうじゃなきゃ、という感じも。
防寒対策はずいぶんしてきたので。


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レンタカーに乗り込んで、「こんなにユルい古今東西、あるかね」てな感じの古今東西ゲームをしたりしながら、向かったのは羊ヶ丘展望台。
「少年よ、大志を抱け」でおなじみ、クラーク博士像のあるあそこですね。

なんとなく、車を降りて小高い丘を10分くらい登った先に急に見晴らしがよくなって像が立ってる、というのを勝手にイメージしたのですが、車降りたら駐車場のすぐそばにひょっこりいました。
あらこんなところにクラーク像、てなかんじで。
おなじみのポーズでベタに写真を撮り。
そしてみんなで揃っての集合写真。
このみんなの100%のはしゃぎっぷりが何とも素晴らしい。


日も暮れてきたところで、ホテルにチェックイン。
舞台公演中は互いに気を遣ったりしなくてよいように、ホテルの部屋は個室をそれぞれとってもらっていたのですが、ボーナスステージはみんなで雑魚寝でいいよね、ということで、大部屋を2つ借りまして。
修学旅行っぽいね。

ひとまず荷解きをしてゆっくりして、ひと風呂浴びる人は浴びてきたり、缶ビールやお茶飲んだりしながらダラダラゴロゴロします。


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レンタカーを返しに行ってくれた西くん・慎一郎さんが戻ってきたところで、夜は西永くんオススメのジンギスカンの名店「のざわ」というお店にみんなで揃って行きました。

2日目に行った「だるま」も大変おいしかったのですが、ここはお座敷席があってみんなでワイワイつつくのにちょうどよし。
壁を見るといろんな方のサイン色紙が。寺門ジモンさんのお墨付き、となると俄然期待値もあがります。

まず、生ラムのジンギスカンの前に、エゾジカのジンギスカンというのを食べさせていただきました。
エゾジカ、臭みまったくナシ! 滋味深くてジューシー&やわらか! 
うっめえええなぁ。
そしてラムもまた......もう、このお店に住みこみで働かせて!
ギャーギャー言いながらしこたま食って酒呑んで。
ジンギスカン最高!札幌最高!


ホテルの近くのコンビニでお酒買い込んで、2部屋あるうちの片方に集まって宴会がはじまりました。札幌の方たちも飛び込みでいらっしゃって、ワンサカワンサカ楽しい宴。
さすがにちょっと酒買いすぎたかな......と思ったのですが、なんだかんだでほぼほぼ呑みつくす。
みんな、呑むよね。

眠くてダウンした人は隣の部屋に行ったりしながらグダグダな夜は更けていき、2時くらいだったでしょうか。
福地タカミツくんがおもむろに、テーブルの上で手をごにょごにょしながらじっと見つめていて。
最初は特に誰も何とも思わなかったのですが、慎一郎さんが
「タカミツ、何やってんの?」と問うと
「これ......象っぽくないですか?」と。
中指を象の鼻に見立てて、象っぽい動きをしているのですが、もう完全に夜中の酔っぱらいテンション。

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「どうした急に、フシギちゃんかよww」
「目ェ描こう、目。誰か書くものww」
「動画回せ! ハイ、スタートwww」
「パオーン、じゃねえよwww」
「やめてタカミツもうやめて、苦しい、苦しいィィwwww」

大爆笑で皆崩れ落ちてました。
クールな顔して、こういう天然でお茶目なところあるんだよな、タカミッちゃん。
いま振り返っても、なんであんなに盛り上がったのかまるでわかりません。
ジンギスカンに何かワライタケ的な成分でも盛られてたか。
札幌、タカミツ事変。

お酒がそろそろ底をつきたか、という4時ころに宴はお開き。
酒くさい部屋に布団しいて、グダーッと眠りにつきました。


そして明日はいよいよこの珍道中も最終日。
まずは起きれるのか!?
ホテルをチェックアウトできるのか!?

  

札幌ボーナスステージ〜前編〜


空飛ぶ猫の旅も5日目、公演も無事に終わっていよいよボーナスステージに突入。


お仕事があるので先に東京に戻らなくちゃ、と昨日の夜に泣く泣くお別れした辻さん以外はみんな、もうちょっと残って札幌を堪能するということに。

二日酔いの頭でボンヤリしながらも、ひとまず泊まっていたホテルをチェックアウトし、衣裳やら何やらの荷物は宅急便で送ってしまって身軽になった俺たち。
ポンコツたちが二日酔いでボンヤリしてるあいだに、西くん・慎一郎さん・西永くんがレンタカーやら今夜の宿やらをダンドってくれまして。
ありがとうございますホント。


そして2台のレンタカーに別れて、レッツドライビン。
西くんのハンドルで、テンション高めのゴキゲン関西弁ドライビン。

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まずはハンバーグとカレーが美味しいというお店「カリー軒」で昼ごはん。
大変人気のお店のようで、けっこう待っている人たちも。予約をしてくれていたのでスンナリ入れました。

「ハンバーグをパカッと割ると肉汁がすごいよ、ジュワーだよ」とオススメされたので、ここはひとつハンバーグカレーの特辛口を。

ソワソワしながら他の人の食べてるの見てはワクワクし、スパゲッティもうまそうだな、カツカレーも気になるな、とか言ってるうちに来ました、ドドンとハンバーグカレー。
二日酔いの昼からなかなかのパンチだな......なんて思ってはいたのだけど、来てみたらもうテンション上がりますワ。

マジで肉汁ジュワーあふれ出るだよ。
ありゃ事故だ、肉汁事故。

カレーも特辛口といっても柔らかくてまろやかな辛さ。
ちょっとトロッとした懐かしいかんじの、いろんなコクと旨味のつまった濃厚ルーであります。
うめえ。すっげえうめえ。
「ごはんのおかわり欲しかったら言ってね」と言われたら、つい断れずに頼んでしまう性質は小学生のときからかわりません。確実に腹パンッパンになるというのもわかっているのに。
んでおかわりごはんもらったら「普通のルーも味見してみる?」と特辛口のとなりにかけてくれました。
もう......そんなの困るんだよ! おなかが渋滞! 先ほど起きた肉汁事故の影響で渋滞!


もうマジで満腹満足満太郎、と腹パッツンパッツンになりながらふたたびレンタカーに乗り、向かった先はノースサファリサッポロという動物園。

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去年も空飛ぶ猫☆魂で札幌に来たとき、西永くん・佐々木くん・西くん・辻さんたちは行ったらしいのだけど、とにかくツッコミどころが満載の珍スポットでスゴイ、という話を稽古場で聞いていたらみんなすっかり行きたくなっちゃったので、んじゃ今年もまた行きましょうか、ということに。

動物とのふれあいをテーマに、ペンギンやエゾタヌキの抱っこを始め、ビーバー、ミーアキャット、プレーリードッグ、トナカイ、ナマケモノなど一般の動物園ではふれられない動物をさわったり、至近距離で接することができる。動物のいる柵の中に人が入っていくスタイルで同園ではウォーキング・サファリと銘打っている。
(Wikipediaより)

まず入場ゲートのところから「探偵!ナイトスクープ」やデイリーポータルZなどが食いつきそうな匂いがプンプンしてたのですが、そのすぐそばにあった看板に太いゴシック体でこんなことが書いてあるのを見て面食らった。

免責事項
当園は普通の動物園ではありません、危険です。
ケガや物損は保障できません!
全て自己責任です!
了承した上でご入園となります!

......マジかよ!

了承してゲートくぐったら、さっそくアヒルやらワラビーやらがうろちょろしてる。
ホント、うろちょろという感じで。

なんじゃ、あれ。

あらこんなところに珍獣が、という感じで雑! なんか、いろいろ雑!
猿と亀とナマケモノっていっしょの部屋にいていいの?
それ何ていう昔話?


とはいえ、最初はおもしろポイントにどんどんツッコんでやろう、てな感じで若干斜にかまえてた我々も、気がつけばもう夢中。
もう30〜40くらいのイイ年齢のおっさんたちが
「きゃー、カピバラ!いっしょに写真撮って!!」
「こっちにも猿いるよ、猿猿!」
「わー、エサあげたーい♥」
とキャッキャしまくりであります。

だって、ライオンに餌付けできるんだもの。
ベンガルトラの子どもをモフモフできるんだもの。
でけえヘビ首に巻いてくれるんだもの。

そのあとに、ちょっと離れたところにある「デンジャラスゾーン」という、さらに危険な動物がうろちょろしてるところにも行ってみる。
とはいえ、案外平気。

ツキノワグマかわいい。
ワニ、寒いからかおとなしい。
ピラニアもおとなしい。
西くん、フクロウと同じ顔してる。

でもとぐろを巻いたでかいヘビのいる小部屋に入って「首をもたげたらすぐ逃げてくださいね〜」と言われたときはさすがにヤベエと感じた。だいじょぶだったけど。

なんだろう、B級スポット的なうさんくささが至るところに散らばってるんだけど、これけっこうすごいサファリパークですよ。
ほんとにほんとに。
近すぎちゃってどうしよう。

札幌に遊びに行く人みんなにオススメしたい。
動物好きは何時間でもいられるかと。
たのしかったなー。

しかし命の危険が至近距離にあるなか、さわったことのない動物たちとミッチミチにたわむれたもので、さすがに若干エネルギー消耗しました。
「すごかった......」
「思った以上に......」
と口々につぶやく一同。


一服したところでまた車に乗り込み......そして後編へ続くのだ。

 

踏んだり蹴ったり。

札幌旅日記、4日目。日曜日。

まず、昨日の日記に書いたスープカレーワンタンですが、「渋谷インフォスタワー1階の売店に売ってる」というタレコミ情報が届きました。これでひと安心。
ミセノフさん、ありがとうございます。
今度渋谷に行ったときにチェックイットアウトしてみます。


お昼前くらいにゲストのオクラホマさんとバータリー。さすが芸歴15年の芸人さんというだけあって、おもしろ瞬発力がすげえ。
客席で観ながら笑った笑った。
本番でこれまたどうなることやら、とワクワク。

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そして各々身体をほぐしたり、食事をとったりしたあと、大千穐楽ということなので衣裳をつけて舞台上で集合写真を。

あらためて見ると、それぞれカラフルだね。
最初衣裳合わせをしたとき、全体的に色味が地味だったので、みんな何かしらアクセントカラーを入れようという話になったので、手ぬぐいコレクションのなかからいくつか見てもらって、首に巻くことにしました。
花火職人という役どころだったので。


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そういえば、公演を観に来てくださった、チャキさんというお客さまが、今回のこの作品をイラストにしてTwitterにアップしていたのを見たのですが、これがホントにステキでして。

桜舞うなか花火上がってるし。
ウリャホイしてるうしろに初音ミクいるし。
ミシマくん、カナブンとマヨネーズ持ってるし。
何よりみんなの衣裳の再現度がすごいんですよ。首に巻いた手ぬぐいや、ゴトウのネクタイのカラーリングとか、もうそのまんま。
高田くんの似てる感とかも、すごいよ。

とてもいい記念になりました。ありがとうございます。


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なんだか本当にあっというまに最後のステージも終わって。
今回のミシマくんという役は、今にも倒産しそうな花火工場で、自殺しようとする社長をトンチンカンな言動で引き止める、無邪気でまっすぐな従業員という。

48円しか持ってないので、パンの耳を使っていろんな料理を作り。
そこらへんに生えてる草もマヨネーズつけたら案外いける、と力説し。
セミやカナブンだっておいしい、つって食べちゃったり。

こんなまっすぐな、拾われてきた柴犬みたいな役できんのかな、と台本を読んだとき思ったのですけど、公演を観にきてくれたベターポーヅの渡辺道子せんぱいから「最終公演のときにやった役を思いだした」「ああいうちょっと頭の弱い役、似合うね」と言われ、そういえばところどころ懐かしい感じも。

何より、社長役の慎一郎にいさんが、どんな球放り投げてもしっかり受け止めて、取りやすい球で投げ返してくれるという安心感があったので、どんどん好き放題できました。
ふりかぶっての暴投どころか、何ならタワシとかコンニャクとか投げてたよ。


第三話『踏んだり蹴ったり』。
楽しかったな、あの役。
またやりたいな。


大千穐楽を華やかに終えて、大いに打ち上がりました。
打ち上げの席ではおなじみの大入り袋タイムもあったり。
札幌ゲストのみなさんや、いろいろお手伝いしてくださったりしたみなさんとお話。
本当に札幌の人たち、あったかいんだよ。
なんなんだ、ありゃ。惚れるぞコノヤロウ!

このご恩は必ずや。
今度東京に遊びに来たときには、ぜひお声がけください。
安くておいしいお店とか、ナビゲートしますぜ!

二次会三次会と呑んで、最後はヘロヘロになりながらホテルに戻りバタンQ。


つぎはボーナスステージのおはなし。
これまた長くなりそうだな......。